獅子宿

メモ
遂に漆の工程が終了しました。お披露目の土曜日まであと僅か。準備していた獅子の毛の植え込みを始めました。先日作った40cmほどのヤクの毛60本を準備して毛を一本一本植える穴に入れ、竹で作ったダボを打ち込みます。しかし、追加した穴が二十ヶ所ほどになり毛が足りなくなりました。でも、時間がありません!3時から長井小学校獅子舞クラブの稽古の時間なのです。

正座をしてお行儀良く神妙に頂いているのはお手製チーズケーキ。稽古の合間の休憩デザートであります。これもお母さんのグループならではの一コマですね。
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尻尾をチョキンと切って乾燥させたヤクの尻尾がネパールから送られてきました。まだ獣の気配が生々しいので汚れや油分を抜き洗浄してアイロンをかけたところです。縮れていた毛もストレートパーマをかけたみたいに白く輝いてきました。漆の仕上がりを待つばかりです。
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視線が天に向かっています。天にいる何かを気にしているのでしょうか。それとも顎を引いて睨みつけようとする表情をヨシとしているのでしょうか。なんとも不思議な表情です。金箔と目の縁に赤が入るとガラッと表情が引き締まります。今週の土日に例大祭でお披露目になります。
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漆の上塗りが終り金箔を張る工程に入ります。獅子の内部の赤の色が漆の状況や天候によって発色が違ってくるというのです。今回は雨降りが続きコンディションも良かったのでしょう。綺麗な赤い色に塗りあがりました。ここのお獅子は額がものすごく広いのでここにつける白いヤクの毛は普通の獅子の倍ほどにもなり、その表情も隠れてしまいます。せっかくの獅子の表情が見えなくなって、もったいないような気がします・・・。


警護掛かりで相撲との格闘の際獅子が神社に入りたくないという抵抗を表す仕草なのでしょう。