獅子宿

おーーっ!獅子が光っております。まっさらなお獅子はまだ何にも染まらずに無垢であります。しかーーし、ちーゃんと獅子の表情には先代の獅子の遺伝子を受け継ぐかのような面影を授けました。重さは六キロ。仕上がりはプラス500グラムぐらいでしょうか。正月までに完成の予定です。木地の仕上がりはかなり前でしたが動くかどうか観察しておりました。鼻先から前歯の割れ防止も二重構造の工夫を施し、五所のあの激しい歯打ちにも耐えられるように作っています。獅子の奥行きは短く頭が高く作られ、頭に載せるよりかかげる振り方の獅子になっています。先代のモデルになった獅子の底が平になっているのは、ほとんど頭に載せない獅子だからなんでしょうね。


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