獅子宿

漆の工程が終了しました。漆が塗られ白い毛が植えられて木地の獅子の時よりひとまわりでっかく成長して戻ってきました。奥行き75cmもあるので本当に大きく見えます。見上げる様な赤い縁取りが効いたつぶらな瞳、豊かな頭髪や頬髭。耳がつーーんと尖って緊張感がありますね。頭髪で見えにくいけどギザギザ木葉の眉毛が独特です。ここの地区の神社の振り方は、あの獅子のなんとも愛くるしい表情からは想像できない勇壮な振り方です。さーて!できたての獅子頭は注意して触りましうね!漆は湿気と反応して硬化してますが、漆に過敏に反応する体質の方は、たまにちょっと触っただけでも漆まけを起こすからです。触ってから五分も経たないうちにぼつぼつ水泡が出てくることもありますので注意しましょうね。私は新しい獅子を持つたび漆負け反応が表れ、大変です。これに懲りて次回は手袋でも用意すればいいものを、忘れてまた見事に漆負けてしまいます。負けず嫌いの自分は、なんとか勝つ方法は無い物か頭をひねっています。


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