獅子宿

黒獅子chの部屋
ちょっと前の農家では良く見られた風景だったのでしょうが今では極稀でしょう。玄関の土間に御座を敷いて木の臼と杵でペッタンペッタン餅つきをしました。つきたての餅は「臼のはた」と言ってその場で切って納豆にからめていただきます。コシがあって普段以上の仕上がりでした。小さな子供も飛び入りして餅つき体験をしました。日曜の昼から恒例行事にする事にしました。栃の臼は音も良く美味しさの調味料です。勿論お客様にも臼のはたをサービスいたしましたよ。
古いお獅子と新しい木地の獅子を並べてみました。寸分通りとはいきませんが、すばらしい古い獅子の表情を写し取ることができそうです。古いといってもまだまだ現役の獅子です。今年も地区の厄を払い、人々に多くの恵みをもたらす事でしょう。いってらっしゃい!
赤湯のふるさと祭りの視察に出かけました。女神輿が始まって約25年はなると聞きました。今年から男神輿が始まったそうです。酔っ払いおじさんたちのお神輿は、個人的にどうも鑑賞に耐えないものがありますね・・・失礼。
とある神社の獅子幕が見事に破れ修理の依頼がありました。石にヒッカケて破れたそうです。1.8メートル×1メーターの幕の切端が無惨です。幕の縁にロープを入れ補強しましたがブツンと切れていました。数年前こちらの神社の獅子新調の依頼があり獅子舞を見せていただいて驚きました。獅子舞というより喧嘩に近い・・・失礼!後から「喧嘩なんて珍しいんでしょうね?」と総代に聞くとなんと「毎年こんなもんだなぁー」恒例だそうです。長井でもかなり以前はチョイチョイ喧嘩もあったと聞きますが獅子舞連中の中で、しかもクライマックスで乱闘が始まるとは所変わればいろんな獅子舞があるのだなぁ〜と破れた幕の切端を眺め感心するのでありました。しかしお酒が入ると人って凄い力が出るものですな!神がかりというべきでしょうか?
2頭の獅子が出番を待っています。前幕を噛んで眠っているようです。そこに新しい獅子が仲間入りしました。末永くよろしくお願いしますと生みの親は深々と頭を下げるのでした。
今日はいよいよお祭りのお披露目です。神社では地区の方々が準備で忙しそうでした。