獅子宿

獅子宿について
今日は曇りなのにムシムシして暑っ苦しくジワッと汗が出てくる天気です。残暑なのザンショ!なんちゃって。茅もあと僅かピンチです。
せっかく書いたコメントを漆負けと同じように懲りずに消してしまいました。
消したくって書いているんじゃないのに・・。今回は習ったようにメモ帳に書いてます。先日新調した獅子に触れた両手首に微かな痒みがありました。おやっ!と思ったんですが今のところ水泡は出てきません。ただしこれからが注意なんです。どうやら感染したようです。もし漆負け症状が出たら獅子宿に見にきませんか。さらに、漆負けを体験したい方は江口漆工房に紹介状をお書きいたしますよ。さて本題ですが茅葺工事も昨日は雨でお休み。でも半分ぐらいまできています。ここの部分は屋根の角の所にカヤを詰め込まなくてはならず結構カヤが食うとこなんです。もうそろそろ蓄えのカヤがなくなって参りました。どっかにカヤ落ちてないかなー?
茅葺工事2日目の状況です。軒下の際付近にツララが着いて抜け落ちたり、屋根のフォルムを決める大事な部分です。
職人さんは経験と勘で決めていきます。今日は台風の影響で暑くて大変でしたね。
やっと写真をまともに送る事が出来るようになりました。祝!玄関の上からパラパラ茅のくずが落ちてくるので屋根をかけました。中の土間の上にもビニールシートを張りすすの落下防止を図りました。天気が曇りで厚くないのでいいですなぁ。昨年西側をお願いした時、七月の最高に暑い日、茅葺の職人さんが熱中症になり病院で点滴を受けたんです。今年は昨年以上に暑かったので少し涼しくなるまで休んでいたということです。来ないなぁーと心配していました。
また横になっちゃった!御飯を食べた後横になると牛になるよ!という諺があったもんじゃが最近は聞かなくなったなぁ。写真が横になっちゃうと当たり前じゃなくなりますね。牛にはならずに間抜けになります。この毎年恒例の茅葺工事も今年は平成8年の第1回工事の部分に一周して帰ってきたところです。あの当時は茅はどうしたんだっけか?前の家主の茅を譲り受けたんだっけ。毎年雪がふるまえの晩秋に慌てて茅刈りするもんです。あれって稲を刈る鎌で刈るんですよ。なかなかいい茅場が無くって苦労してます。茅葺の家も職人も少なくなってしまって茅葺の家はホント手間隙とお金がかかる超高級住宅なんですよ。でも縄文時代からの日本の伝統的文化建築として、誰かがこれからも伝えていかなくてはなりませんよね。文教の杜の丸大扇屋の茅葺工事もお手伝いしてますが長井市の予算が無くて去年から休止してるんですよ。毎年しないとだめなのになぁ。家の職人さんはタバコの吸いすぎが気になる方ですが、まだまだ元気な方で獅子宿の屋根を守っていただいてます。でも、茅葺屋根の未来は暗いなぁーーと弱気な獅子宿店主の独り言であります。
おもしろい店だな〜!かなり凝ったデザインですな。収容人数もかなりありそうです。しかし料理は・・・・。でもまた来てみたいな。