獅子宿

獅子宿について
スゴイ風でした。千葉てつやの漫画で「ハリスの風」ってあったよね。少年マガジンだったかに連載してたな。その風が強くってテント小屋がひっくりかえりました。中には獅子の木地が保管してあったのです。
抜けるような11月の空、近くの茅場で茅刈りをしました。茅刈りは毎年獅子宿の屋根を葺く材料確保の為の必須行事であります。来年の茅葺工事のために茅を刈って冷たい冬の風に晒し、乾燥させます。
 時々カマキリの巣があって今年の積雪を占う材料になります。昨年はずいぶん下にあって、少ない雪だと思ったらどかっと降ったのであんまりあてにはならないようですね。雪が降ると刈り取りが大変なのでお尻に火がついたように刈り取りします。もうすぐ白い悪魔が降ってきますよ。
女の子には笛吹く姿にあこがれるのかな?でもね笛より獅子舞のほうが面白いんだよー。全部できれば最高ですよ。さらにお祭りを企画したり、人を育てたり、新しい獅子舞や祭りを企画したりできればますます面白いんだよん。
彼の爺ちゃんは「サザエム」といわれた名警護でした。長井市が誇る彫刻家長沼孝三氏が撮影した警護サザエム氏の写真の背景に中学生の私が高張り提灯を持っている姿が写っている写真を発見して獅子宿に飾っています。
長井小学校のお獅子を借りてきました。具沢山のお獅子という感じ。後ろが重くてなかなか前に進めません。