今月は寒波が週替わりで襲来している。
年末に個人様の黒獅子1頭を完成し納品してから怒涛の如く、昨年11月に木取りしていた獅子頭木地
を複数彫り進めていた。まだ雪の降らない昨年中に自宅近くの空家に木地を移動して置いたのは正解
だった。
今回の宮型の獅子頭は一昨年に制作した清水町産の同じ柳の木地4頭で、一つは神社二作目の振り獅子
となる予定で、現在漆工房で間も無く完成である。
個人用の獅子頭は昨年12月29日になんとか正月前に納品できたが、あと2頭はカシュー塗りの下地の段
階で研ぎを待っている。
厳冬期は塗りの環境には適さないので、少し暖かくなってから継続しようと考
えている。獅子頭の制作の適期は冬であり、仕込んだ木地も乾燥が遅く割れも避けられ、集中して制作
出来る様だ。
納品した獅子頭のタテガミには馬毛を使用した。しなやかで先細ながら優雅な曲線を描いて獅子の優
雅さを引き立てている。ボリュームの出るヤクの毛も良いが、獅子の表情が一味違う馬毛独特のマジッ
クだ。



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