西高玉の稽古獅子修理

  • 西高玉の稽古獅子修理
 



 白鷹町の西高玉稲荷神社のお祭が18・19日に開催される。

稲荷神社には竹田吉四郎の作と思われる稽古獅子が所蔵されている。

神社の獅子舞で用いられる獅子と違い、昭和初期に制作された総宮

神社型の獅子頭が所蔵されているのは違和感があるが、合祀に由来

するのだろうか理由は不明である。


新しい軸棒に交換


歯から眉間までの亀裂に応急処置

この獅子頭が破損したと夜に連絡が入った。二本の軸棒の上の棒が

折れかかっているのだという。翌朝、届いた獅子頭を診察してみると

やはり栗材と思われる上の軸棒が真ん中で折れかかっていて力を入れ

て曲げるとすぐ真っ二つになった。その他に満身創痍の亀裂が各所に

見られ応急処置を行い、夕方退院し稽古に間に合わせた。


獅子頭の眉間の眉の金箔が珍しい貼り方のラインである。何を意図した

貼り方なのか・・・謎が残った。

2025.10.17:shishi9:[コンテンツ]

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