膨大に貯まった獅子頭の写真の整理をしている。
写真の番号で無く一枚一枚に名前を付ければいいが、数が多く、そういう訳にもいかず、ある程度
何処に有るのかぐらい纏めなくてはいけない。
中ノ目八幡の完成直後の獅子頭の写真が出てきた。
写真情報には2010年7月11日に撮影した塗りたて、タテガミを取り付けて完成した体の写真である。
獅子は飯豊町萩生の中ノ目八幡神社の渡部 亨氏の作をモデルにしたと記憶している。宮守の方にお願いし
て歴代の獅子頭を拝見し決定した。
塗りは伊佐沢の江口漆工房に依頼した。
漆黒と本朱の塗りたての漆塗りの地肌に淡い霞かかった抑えた艶と、張りたての金箔が神々しく輝いてい
る。
眉は雲状に、眼は天を向き、鼻筋はコブ状に、舌は鋭く尖って刃のようである。
納品してから今年で13年目になるが、どうしているだろうか?
ちょっとした角度でも表情が異なって見える魅力的な獅子の型である。
便りがないのは、元気の証拠。
そろそろ里帰りしてくる頃かな?と楽しみにしている。
- 新着コメント
-
2023.06.28 (獅子宿店主)置賜の最重量級の獅子
-
2023.06.17 (大居士)10kgの振り獅子
-
2023.05.31 (獅子宿店主)草相撲
-
2023.05.28 (鬼喜来のさっと)仁王絵馬の補足
-
2023.05.26 (獅子宿店主)コメントありがとうございます
今日 49件
昨日 90件
合計 154,208件
昨日 90件
合計 154,208件
この記事へのコメントはこちら