飯豊町の町民総合センターあ〜す にて「飯豊町の獅子頭と獅子彫師の歴史展」が10日まで開催中である。
飯豊町中津川小屋の獅子彫師 太田康雄氏の作の小白川神社所蔵の獅子頭として出品されたが作風に違和感
を感じ、相談し再調査すると五十嵐藤二氏の作と判明した。
偶然、展示ケースに五十嵐氏の作の、手ノ子八幡神社型の獅子頭が並んでいた為比較しやすかった事もあっ
た。所蔵している神社関係者も見間違える獅子頭。
入替された小白川神社の太田康雄氏の作
眉が線に陰刻され金箔が押す技法は、展示の小白川一ノ宮神社の明治期 伊藤彦右衛門の作の作風
をモデルにしたと思われる。
獅子彫師には獅子頭の作風の違いを瞬時に判断できる感性を磨く事・・これも多くの獅子頭を視る
修行でもある。
そんな中、8月1日から19日まで今度は長井市の道の駅で獅子頭展を開催することが決定した。
詳細は後日、お知らせしたい。
この記事へのコメントはこちら