高畠町大笹生の熊野堂の春神楽のニュースを偶然発見した。
米沢のケーブルTVであるNCVの「Nトピプラス」ニュースの映像である。
いわゆる東南置賜で主流の「獅子回し」「追い獅子」と言われる獅子神楽で、本来は伊勢太神楽系の本職の
神楽獅子なのだが、それが廃れて子供会の行事として継承されている。
以前、調査にこちらに訪れたが空振りだった案件だった。
大笹生地区の熊野堂の春の例大祭(4月3日)に一対の獅子頭で子供達が二手に分かれて地区を回っているの
だろう。その獅子頭のアップでニュースが始まる。
原田弥市の作
小関庄左衛門の作
獅子頭の作者は幕末期 高畠町金原の原田弥市の作と明治期 南陽市宮内の小関庄左衛門の作である。
両氏の作の獅子頭は近辺の地区で確認している。
この地区の様にひょっこり現れる獅子頭があるので常にアンテナを広げていないと侮れないのだ。
流石NCV! 民俗学的記録としても、すこぶる貴重な超ローカルニュースである。
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