森助モデル試作制作は2作作ろうと最初から考えていた。
・・・その根拠が何故かは判らない。
1作目制作を中断し、気がつくといつの間にか6月も半ば。
いつの間にか2作目用の柳材が揃っていた。
写真を見て制作した1作目に違和感を感じているが、目の前に頼りに出来る立体物がある事は心強い。
2作目の木地には左頬部分に大きな節が有り、その影響で如何に変形するか疑心暗鬼だ。
1作目の森助獅子モデルの獅子は眉の位置に違和感があった。
2作目は眉の位置下げ、両耳の下部の巻毛を後付けで制作する事を念頭に置いて制作を開始した。
とにかく眉毛のボリュームや耳下の巻毛の存在感が多いデザインなので戸惑う。
頭部と顎のバランスも不安定で、顎の量感が乏しい。
しかし、バランスで釣り合っているのだから不思議だ。
神社社殿の彫刻マジックを経験した匠の手技なんだろう。
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