先月、あやめ公園から運び込んだ大柳の塊を、佐藤プロに依頼し玉切りした。
下に丸太を敷く余裕がなかったので直置きの為難航したが、特に太く難しい三塊を
捌いてもらった。比較的に真っ直ぐな一本は自分で挑戦してみる事にした。
佐藤プロのチェーンソーは高出力でバーは90cmと長大だが、それでも手こずる大柳。
ウロの内部に根っこや土が混入し切れ味が悪くなり、数回刃研ぎをしなければならなかった。
尋常では無い数の刃を砥がねばならないのだ。佐藤プロはなんとチェーンソーを縦にして
研ぐという技を見せてくれた。現場用の研ぎのスタイルだという。
自分のチェーンソーでの不具合を相談した。
「どうもチェーンソーの回転が鈍い」
それはバーのチェーンの溝に潤滑油と木屑のカスの清掃が必要で、専用の道具を借りて処理する
と直ぐに解決した。さらに、潤滑油量の調整も必要で初めて調整用のネジの存在を知る事となった。
知らないという事は実に恐ろしい!! 問題があるという事の発想が浮かばなかったのだ。
二時間という制約された時間の作業だが、貴重な伐採技術を見学できた。
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