獅子頭の塗り替え納品

  • 獅子頭の塗り替え納品
獅子頭の塗り替えと新しい獅子箱を納品させていただいた。
獅子頭の作者は白鷹町高岡の須貝?一氏 昭和53年の作で、獅子舞もその時から始まったという。


塗り替え前


金属加工された軸棒



塗り替えの他に、獅子頭の持ち手や紐で固定されていた耳の改造、軸棒の修理、獅子箱の新調、タ
テガミの植え替えなどを行なった。軸棒が金属加工され1mmの狂いもないが、軸棒を固定する部品
が欠損し木工ロクロで代替え品を制作した。ネジの締め具合で顎の開閉の具合も調整できる微妙な
稀な仕掛けである。右手の持ち手も大きく滑らないよう改造した。



納品日にお堂に搬入し安置してみると、塗り替えされた獅子の純白のタテガミ鮮やかな獅子の赤が
映えて美しい。今年の例祭の獅子舞はコロナ禍の影響で休止。塗り替え後の良い養生になりそうだ。


2020.07.12:shishi8:[コンテンツ]

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