モマダ(シナノキ)材で彫られたという獅子頭は長年の激しい歯打ちで満身創痍の状態だった。何度か
修理された痕があったが、修理後すぐに破損したと思われる状況だった。



破損した部分は強化プラスチックで補強し、今後末長く獅子舞に耐えられるはずである。
太蔵氏の獅子頭の特徴である顎の唐草模様が彫り込まれ、太蔵氏のサインでも有るかの様である。

納期は6月の例大祭までの期限だったが、コロナ禍で獅子舞が中止になり今まで工期が伸びた。
タテガミを植えると60数年前の太蔵氏の彫り上げたシンフォニーを再現した様である。
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