長崎から渡部 亨氏作?の獅子頭

  • 長崎から渡部 亨氏作?の獅子頭
長崎県大村市から獅子頭が届いた。

獅子宿燻亭は現在、連休の最中に休業中・・再起のための孤軍奮闘、店内模様替え中である。
こんな情勢での獅子頭の収集であるが、やむを得ない出費を決断した。






オークション出品写真では、飯豊町小屋出身の太田康雄氏の作と判断したが、落札し詳細に鑑
定してみると同じく小屋の渡部 亨氏の作と推測している。


舌の先が歯に付くという渡部氏にしては珍しい

渡部氏の獅子頭の作風は、豪快な太田氏と比べると緻密で繊細である。太田氏の姪御所蔵の獅
子頭と見比べてみると同様の形だが微妙に違う。渡部氏と太田氏は何故この型の獅子頭を共に
制作したのか謎である・・・置賜でこの型の神社の獅子頭は見たためしがないからである。




太田氏作の獅子頭 唇が総宮型


伝説の中津川の栂峰神社の獅子頭が元だろうか?


中津川丸山家の渡部氏作の獅子頭

中津川小屋の丸山家の獅子頭の唇の形が渡部氏の作と判断した。

2020.05.03:shishi8:[コンテンツ]

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