埼玉から出た赤い小振りの獅子である。
大きさは奥行き16cm幅12cm高さ9.5cmと小品だが、形がしっかりとして良い。
しかも白鷹町鮎貝系の型で額には三角錐の角を付けている。眉間や眉の上の二本の溝、耳の下の
巻き毛が無い事が違うだけで鮎貝系と類似している。以前も取り上げた件だ、意外にもが関東に
は、鮎貝系と類似した獅子頭が存在しているようだ。それを証明するかのような獅子頭である。
彫りがしっかりしているので、神社建築彫刻や山車の彫刻で手慣れた彫り師の作だろう。記名も
無く、時代も不詳だが江戸時代後期ぐらいには遡る顔つきである。机上で眺めては、埃を払った
り磨いたりして味わっている。
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2023.10.05 (獅子宿店主)コメントありがとうございます。
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2023.09.22 (タイム風呂敷)神主様の件
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2020.11.10 (鬼喜來のさっと)追記
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2020.11.10 (鬼喜來のさっと)お返事有難うございます。
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2020.11.05 (獅子宿店主 渋谷)鬼喜來のさっと 様
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