露藤とコレクションの獅子

  • 露藤とコレクションの獅子
前々回アップした高畠町露藤の熊野神社(白鬚神社境内)の獅子頭に似た獅子頭
があった。獅子宿のコレクションに何時、何処から入手したものか全く記憶に無
い。







こちら露藤の獅子頭


目付きが鋭く平べったい獅子頭だが、露藤の獅子と見比べると確かに似ている。
同じようにタテガミは麻系の繊維が植えられ、損傷が少ない。タテガミに麻を使
う獅子は西置賜では皆無で東南置賜でも比較的少ない。




麻を縄状に編んで、のれんの様に編んでいて手が込んでいる。名古屋でヤク毛や
馬毛を編んでのれん状にした物を販売している。反面、唐草の獅子幕は生地が劣
化しボロボロである。タテガミは麻なのに尻尾には馬毛を取り付けている点は謎
である。




内部の軸棒は細い10mm以下の篠竹が取り付けられているが、これは取り敢えず
の仮の軸棒だろう。
アゴが一枚板状に作る遣り方は特徴的で、米沢の思い当たりある作風だ。右手用
の握り棒が栗の丸棒が取り付けられている。丸棒にするか角材にするかでも、獅
子頭の扱い方が違って彫り師の思惑わ左右する。獅子頭の後ろの木口の形も個性
が出る。U字型に作るか、Ω型に作るかでも個性が出る。舌の作り方も同じ、この
獅子は特に大きく制作している。このように様々な要素を考えて、作風を分析する
のであるが、当たるも八卦当たらぬも八卦である。






露藤の獅子以上に似ている獅子があった。南陽市荻の熊野神社の獅子頭である。
こちらも作者不明で丸い耳の造りが特徴の気になる獅子頭だった。鼻から目尻に
かけての筋の造りに共通性が見えた。眉毛の筋も同様である。
2019.09.17:shishi7:[コンテンツ]

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