川西町時田の新獅子

  • 川西町時田の新獅子
早いもので月末・・もう初秋に突入している。
昨年納入した川西町時田八幡神社の例祭で獅子頭のデビューのお知らせをい
ただき時田地区に訪れた。獅子は昼に出発しているが、だいたいの勘で米坂
線の西側に向かうと、案の定・・民家で獅子がお休みをしていた。

獅子頭や獅子幕、化粧回しなど宝くじ助成金を受けて制作した道具類なので
どんな現場の様子なのか心配でもある。新調の前、昨年使用していた獅子頭
は、享保13年(1728)の獅子頭で290年も前の獅子頭を修理に修理を重ね
使用していた。


享保13年の獅子頭


幾たび休止と復活を繰り返し長井市の五十川薀安神社の獅子舞を習ったと聞
いている。享保獅子は小振りで神楽獅子用の構造だったが、新しい獅子はだ
いぶ大きく制作した。





こちらの獅子舞の衣装は、数年前から伝統的な白装束から、白のダボシャツ
に白ズボン、白シューズに変わってしまっている。衣装や草鞋の調達が難し
いという事だろうか? 笛や太鼓も軽トラックに乗せて移動である。今年は笛
が二、三人居るのだが数年前は笛はスピーカーで流し、太鼓を叩いてしのい
でいた。

五十川系の獅子舞だと警護ではなく角力と呼ぶのが相応しいだろう。新しい
化粧回しは相撲で用いるような、本格的な金糸の綱と縄を用いたので重さも
本格的になった。慣れない角力を見ていると移動の際、かなり負担になって
いると感じる。


縄の内側が角力の膝に擦れてないか確認・・足袋が脱げないか、ちょっと心配
扇子持つの忘れちゃったのかな?


自宅に戻ると獅子の軸棒の端のコブが緩んだという連絡が入った。昨年は享保
獅子の顎が折れて、同じ享保の別の獅子に急遽交換している。こちらでは新し
い祭りの道具類が整備されると共に、地区の若者達の意識も高まり獅子舞の幕
も膨らんでいる。古き良き伝統をこれからも続けて欲しいものである。



2019.08.24:shishi7:[コンテンツ]

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