五所神社の獅子頭調査

  • 五所神社の獅子頭調査
6日の新しい獅子頭入魂式に引き続き、未調査の2獅子頭と獅子箱を中心に再調査をさせていただいた。
社務所と元大澤神社の宝物蔵の調査を1時間、稽古の終わるまでである。


獅子頭

1.不詳の獅子頭
2.明治期 梅津弥兵衛の作
3,明治39年 小関久蔵の作
4.昭和初期 竹田吉四郎の作
5.昭和60年 渡部亨の(顎は平成6年交換)
6.平成11年頃 太田康雄の作
7.平成17年 渋谷正斗の作
8.令和元年 渋谷正斗の作

獅子箱

1.明治30年7月15日
2.明治33年6月19日
3.明治22年旧6月吉日 長井町大字宮 塗師人 斎藤清三郎
4.破損して不詳
5.平成17年 (渋谷獅子用)

幣殿に奉納札

1.明治14年9月8日「奉 彫刻獅子一頭」とありこの年に獅子頭が奉納されたとあり記名の
         無い不詳の獅子の可能性あり
         裏面は世話人名

その他 神官の衣装 木鉢 例祭の明細帳 古い獅子幕 奉納札など多数見つかった。
その中に以前、昭和の戦後にかけて南陽市法師柳の佐藤耕雲の作と思われていた獅子頭
が耕雲の作では無く、飯豊町中の田林家八幡神社の獅子頭と酷似していることが判明した。
高橋小平や長谷部吉之助の作とも推測できる。

今回偶然発見した天保14年の奉納札に彫刻師 勧進代 遠藤盛助眞則が山神神社の御神体を
彫刻していることが分かった。勧進代総宮神社には遠藤森助の作の獅子頭が残されていて
いるので同人物ならば彫り師として確かに存在していたことになる。


不詳の獅子頭

歯の半分に金箔が貼られ歯の厚みを調整している。舌は細くて長い

先が尖って薄めの耳の上部の中央に筋が彫られている。この耳は長井では唯一
成田、五十川や飯豊の獅子に見られる耳

上を向いた目、耳の筋、目と目の間の形、成田五十川系の長い舌など総宮系の獅子には珍
しい形が織り込まれている。鼻の形が独特で獅子宿の獅子コレクションに小さな作風が似
ている獅子が二頭あるが、いずれも肝心な記名は残されていない。


獅子宿コレクションの獅子

飯豊町中 田林家の八幡神社の獅子



破損した舌のため顎が平成6年太田氏によって作り直されていた。


明治39年小関久蔵の作

いよいよ二日間の祭りが近づいてきた。
14日朝10:00から保存会一同が集まって土俵作りを行うそうだ。
五所神社の祭りは地区民が一つになって作り上げる祭りである。
2019.08.10:shishi7:[コンテンツ]

見応えある獅子舞を披露します!

お忙しいところ当神社に足を運んでいただき、また歴史をご調査いただきありがとうございました。
いよいよ明後日本番を迎えます!
地区民、帰省のご親族、その他大勢のお客様に、見にきて良かった!と言ってもらえるような獅子舞を必ず披露します。頑張ります!
2019.08.12:青木 徹:[編集/削除]

調査ご協力有難うございました。

おかげさまで、社務所の隅々まで拝見し調査できました。
まさか冗談で開けた戸袋の中から、古い奉納札がドッサリ
出でくるとは意外でした。しかし・・まだ拝見していない
聖域があります。機会あればよろしくお願いいたします。
草岡の津島神社にも謎の獅子頭と似た獅子頭があります。
そちらを調べれば、何か手掛かりが出るかもしれません。
では良いお祭りを・・。ご協力有難うございました。
2019.08.13:獅子宿山人:[編集/削除]

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