飯豊町中の獅子頭2

  • 飯豊町中の獅子頭2
本日、飯豊町中の豊中稲荷神社のお祭りである。
前回こちらの古い獅子頭をご紹介したが、同時期に作られたと思われる
明治期の小関久蔵の作の獅子頭である。こちらと、そっくりの獅子頭を
獅子宿に展示している。




現在は稽古に用いられ満身創痍の状態で、典型的なワレやヒビが現れて
いる。重篤の傷は目の下から鼻、そして歯に至り裏側まで続いていた。
顎や軸部、舌も剥離しているが、FRPを用いた独自の修理方法で完治は
容易になった。しかし、強烈な歯打ちによる衝撃は修理しても再び、剥
離が発生するという難点があった。更に強靭な新しい素材であるカーボ
ンファイバーを用いた補強方法を検討中である。







FRPで補強した層にパテで仕上げていたものを、カーボンファイバーで
カバーし強化する新しい方法で、従来の漆芸によるアリ継のワレ止め仕
上げでは、再度破損してしまう事が多い。FRPを施工し、木地の広範囲
に面で補強するのが現在最善である。金属板を埋め込んで補強する方法
も見られるが、重く効果は耐用性は無い事を確認している。
CFRPカーボンファイバー(炭素繊維)をポリエステルやエポキシ樹脂
を含浸させ硬化させる方法で、熱や真空設備の大規模な設備を要する方
法(ドライ工法)は無理であるがレーシングカーのボデイに用いられる
程、軽く強靭である。ウエット工法により獅子頭の歯打ちの補強に用い
てみようと考えている。昨日カーボンファイバーが届いたので早速実験
を試みる次第である。
である。
2019.07.13:shishi7:[コンテンツ]

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