川西町中大塚の獅子頭がようやく完成した。
冬場の漆上塗り仕上げが難航し、乾燥未熟のままの納品である。
金箔仕上げも手直しやタイミングを見計らっての仕上げだった。
加賀の獅子特有の黒目の輪、巻き毛眉毛の金箔仕上げは何とか
検品に合う事が出来た。
前々代の獅子頭のデザインを基に、色は珍しい黄褐色で目の周りは
鮮やかな赤を加えて目チカラを強調している。垂れた耳を立てて大
きく見えるよう改良している。
総代のご親戚の西大塚で獅子頭を制作した金子豊夫氏の獅子頭が所蔵されていた。
昭和58年の作である。モデルにした前々代の獅子頭の作風も感じるが記名が無く
作者不詳のままだ。
獅子頭にはしっかりと記名を残すべきである。
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2023.04.08 (モリヤ)お神楽についてですが
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2023.03.22 (獅子宿店主)黒沢の住人様
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2023.03.22 (黒沢の住人)感謝
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2022.12.08 (獅子宿店主)もりや様コメントありがとうございます
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2022.12.07 (モリヤ)お神楽の写真が懐かしいです!
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