時に地吹雪で視界を失う荒れ模様の午後に宅急便が届いた。
小粒の赤獅子だが良いツラ構えの獅子頭が仲間入りした。
大きさは奥行き16cm 高さ13cm 幅16cmである。
しかも、結構古く江戸期まで遡るだろう。白鷹町荒砥系の獅
子に見られる形だが、顎が上の歯より小さく作られていてピ
タリと重なる事はない神楽の獅子に見られる様式だ。ざっく
り塗った漆が枯れて渋い艶を放っている。
両軸部付近が破損しているが状態は良好である。眉や耳の下
の巻き毛ののびのびしたノミ痕が実に素晴らしい。鼻や唇辺
りが、浅立や広野の獅子っぽい。ちょっと磨いてみると更に
光り輝いてきた。
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2023.04.08 (モリヤ)お神楽についてですが
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2023.03.22 (獅子宿店主)黒沢の住人様
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2023.03.22 (黒沢の住人)感謝
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2022.12.08 (獅子宿店主)もりや様コメントありがとうございます
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2022.12.07 (モリヤ)お神楽の写真が懐かしいです!
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