18日飯豊町高峰の西向、高沼神社に訪れた。

昼過ぎに一度来て開始時間を確認して出直してきた。6時に神事を開始し30分後獅子舞が始まった。

40戸の集落なので一軒でも不幸があれば、獅子舞メンバーが激減し今年は主要なメンバーが参加出来ないそうだ。

神社は公民館のように改造され、境内も狭く失礼だが神社には見えにくい。

神社の住所を調べ、グーグルアースで確定できた。









警護は鉢巻を締め太い警護棒を持って超ベテランだ。

神社拝殿四方を祓い境内に出て何度か回ると警護掛かりが始まった。

獅子幕が総宮系の波模様では無く白のストライプである。獅子頭との違和感を感じるのだが・・

以前は蛇頭の総宮系とは別の獅子頭だった可能性がある。

この地区何処かの家に眠っているかも知れない。








　　　　　神社の後ろを巡って境内へ・・観音開きだろうか


　　　　　身を低くして前方を注視する・・橋渡しの所作だろうか


　　　　　神社から外に出ようとしている



膝を上げる歩き方は長井でも見られる。

各地、獅子舞での歩き方には摺り足タイプや膝上げタイプがあるようで、その足さばきで獅子舞の上手下手

が分かる。

こちらの獅子頭は一頭あり、近くで確認出来なかったが竹田吉四郎の作風だ。

獅子箱に獅子頭新調の記名があったが、作者は確認できない。


昭和拾貮年八月吉日と読める。

神社由来について書かれた記載が神殿の壁にあった。

昨今、個人情報を公に出来なくなったが調べる者にとっては実にありがたい提示だった。



夏の終わりを告げるような夕焼けに、高峰の獅子舞が映える・・今季最高のショットになった。