舌の取り付け

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獅子頭の舌を制作。

いつも最初から木地から彫出す方法を用いているが、後付け取り付けの舌にしてみた。

こちらの神社の獅子舞では、獅子頭の口を開け、その舌に酒を注ぎ、それを獅子振りが飲み干

す。

舌の谷の部分から上手く獅子振りの口に注ぐ様に念には念を入れて制作する為だ。

アゴの舌の部分に溝を彫り、舌の部材を差し込む。





アリ継ぎの手法は指物大工だった梅津弥兵衛が得意とした技法で、割れやヒビの修復にも

この方法で用いられていた。昔はこの方法が最善でアリ継ぎで固定した後に麻布を貼って

漆で固めるしか無かったが、歯打ちの衝撃には効果は少なかったようだ。



その為、現在は改良補強してボルトで固定し、更にFRPで厳重に固定している。

さて、舌の部分を制作して溝に凹凸部を作り、嵌め込む。



舌の部分は乾燥材を使ったが、アゴの本体は生木なので直ぐ差し込む前に乾燥するのを待つ。

今の所、全体で五キロ前後に彫り込んでいるが、FRP補強やタテガミ、塗り等の重さも加わり

6キロ位を目標としている。

2018.06.01:shishi7:[コンテンツ]

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