法螺貝歌口ウンチク

  • 法螺貝歌口ウンチク
毎年、長井小学校の獅子舞いを黒獅子まつりに参加させていただいている。

その時、進行の合図に法螺貝を用いている。その際いつも法螺貝をお借りしているが、最近ネ

ットオークションで手頃なものを探して落札した。

息を吹き込む所が貝の先を切っただけの穴なので、金属の専用「歌口」を購入して取り付けて

みた。トランペットであればマウスピースの部分である。

歌口の入り口部分の半円部分の案配で音が違ってくるらしいのだが、まだそこまでは対応出来

ない。法螺貝の音には低い乙音と高い甲音に分けられるが、上級者になるとドレミぐらいは吹

ける様になるとか。

昨年の黒獅子まつりでは吹奏楽部、木管女子2人とトロンボーン経験者の校長が見事な法螺貝

を披露していただいた。






法螺貝は修験系の宗派によって歌口の形が異なっていて、吹き方も違うらしい。







主に歌口は金属製だが、ろくろで作られた木製の歌口もあるようだ。

取り付けは石膏を流し込んだり接着剤で使っていて、歌口の形で音色も変わってきて

貝の厚みでビリビリ低音が鳴ったり、甲高く鳴ったりする。


法螺貝を持ち歩く為の網の袋もあったり、房の付いた太い紐で巻いて首から下げたりする

ものもある。

法螺貝の音は獅子の吼える声ともいわれ、修験道での祈祷で、その場を清めるものや、

時間を知らせる合図、山行では熊除けにも用いられる。

長井市内では成田の文珠尊の子どもの獅子舞で用いられているだけで明治の修験道廃止令で

廃れてしまった伝統である。高畠町深沼八坂神社の例祭では、現在でも宮司さんと子どもが法螺を吹

いて獅子回しを知らせて地区を練り歩く。

現在獅子頭を新調している川西町時田の八幡宮でも数十年前迄は吹き手がいて、法螺を行っていたが

現在は廃れてしまった。なんとか獅子頭の新調を切っ掛けに法螺貝復活を提案しているのだが

腰が重い様だ。


2018.02.07:shishi7:[コンテンツ]

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