寒河江といえば9月の神輿の祭典が有名であるが、神輿を守護する獅子頭が所蔵されている。
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収蔵庫の獅子頭を拝見するとガラスケースに収められた隠居獅子一対と幕の付いた現役獅子
一対があった。獅子舞の様式は無く、神輿の主役の行列の一役である。寒河江の獅子頭の調
査は、これからで類似したも定かではない。顎が厚くヒゲが彫られ、底は軽量化の為に彫り
込まれている。九州に同じ様な顎の獅子頭を調べたことがある。
![](http://samidare.jp/shishi7/box/IMG_7952-2z.jpg)
![](http://samidare.jp/shishi7/box/IMG_7950-2z.jpg)
記名は無く奉納された年号も不明で発見はなかったが、こういった地道な調査と資料収集の
積み重ねが後からの大発見の基盤となるのだ。寒河江は曇りだが、朝日町は行きも帰りも梅
雨の終わりを思わせる豪雨だった。
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