コーヒーを飲みながらの朝ドラ鑑賞の最中に携帯が鳴った。
何やら高畠福沢の熊野神社のお獅子が、エイジングケアの為これからやっ
て来ると言う。解けかけた獅子幕の取り付け直しと擦過傷の修理の依頼だ
った。
高畠町福沢地区に熊野神社があり、米沢から赤湯に向かっての旧羽州街道
沿にあり、以前に徘徊の際訪れた事がある神社だった。
獅子頭の情報は無
かったので渡りに船を得るごとくである。例祭は今年も四月二十日の朝か
ら始まり、八時半には青年会の獅子被りが夕方の6時ごろまで地区600軒
を廻るのだそうだ。
獅子頭は一見して、どこかで見たような顔つき目つき。高畠のお獅子とい
えば原田弥市だが、それを崩した様な印象である。
ちょうど福田のお隣の
川西町尾長島の玉光寺で弥市と作風が似ている弥六と記名のある獅子頭を
以前拝見している。また、米沢春日の熊野神社で見た獅子頭とも似ている。
この獅子頭の頭の形は興味深く、かなり下に広がっていて潰れている。真
横から見ると獅子頭の木口の角度も鋭角で独特で何故なのか疑問である。
以前色を塗り替えした様だが、不思議と獅子頭内部の一部を四角に塗らな
い部分がある。現在は抱えて持つ形だが、以前は頭を中に被っていた痕跡
かも知れない。「獅子被り」と称するのだから被るのは当然だろう。
変わったお獅子が現れてか、快晴で気温も上がり遠くの吾妻山、飯豊や朝
日もくっきり見えて春の訪れを告げている。
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2024.11.23 (田村桂子)獅子頭
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2023.04.08 (モリヤ)お神楽についてですが
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2023.03.22 (獅子宿店主)黒沢の住人様
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2023.03.22 (黒沢の住人)感謝
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2022.12.08 (獅子宿店主)もりや様コメントありがとうございます
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