川西町下平柳の八幡神社の獅子頭

  • 川西町下平柳の八幡神社の獅子頭
秋めいて来たと安堵していたらとんでも無い・・36℃越えの快晴である・・何やら異常に朝から蒸し暑い。

午後から・・川西町の東部、下平柳の鎮守 八幡神社に訪れてみた。

こちらにも獅子頭があり週末お祭りなので、なんとなく気になって足が向いたので来てみたのである。



実は本当の事を言うと・・工房はむせ返るような暑さで、戦意喪失し炎天下の下チェーンソーでも吹かして熱

中症で救急車を呼ぶような事態にならぬような配慮を考慮した。

一言で言えば「あっつくて、やんだぐなった」訳である。





神社入り口に軽トラを停めるとすぐに、隣接したお宅玄関から年配の女性が出て来られて目が合ってしまっ

た。

この状況で声がけしないと怪しい状況だったので尋ねた。

最近、賽銭泥棒が捕まったり、世知辛い世の中になった。



「こちらの神社で近々お祭りがあると聞いたのですが・・」

「んだねー今週金曜日24日お祭りです」

すると奥に向かって声を掛けると旦那さんが、炎天下に梅干しを干している作業中だった。


名刺を渡し事情を説明し、お話を聞くと神社の総代の方だった。

「どーぞ どーぞ 自宅へ」と案内された。

日差しが肌に刺さるような炎天下での立ち話も何だと気を使って戴いたのだろう。

神社の獅子頭については小松の詳しいオジサンから最近写真を仕入れていた。

しかし、内部の記名や詳しい情報は不詳であった。


すると、ウチの店(獅子宿燻亭)を気に入って三度もご来店戴き、ご贔屓して戴いていたのである。

一気呵成に獅子頭拝見のお願いを申し出たのは言うまでも無い。







神社拝殿もムシムシして暑かったが、蚊が襲撃して来ないので助かった。

拝殿に入ると、直ぐ右手に獅子頭が鎮座していた。

唇の上部に多数のヒゲの毛穴があり珍しい。毛を植えたらどんな表情になるだろうか。




 














ここから西の黒川地区稲荷神社に似ている獅子頭がある。

劣化の塩梅と特に牙の作り方が共通している。




やはり獅子頭には記名は確認できず奉納札も探したが見当たらなかった。

しかし、突然尋ねて来て神社に案内され獅子頭を拝見出来るとは幸せである。

御礼にボランティアで獅子頭のメンテナンスの申し出をした。

埃を払うと、また獅子が何か語ってくれるかも知れない。

2018.08.22:shishi7:[コンテンツ]

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