麗しの花作のお獅子

  • 麗しの花作のお獅子
古い写真のアルバムが段ボールから溢れている

以前長井市内各地や周辺の獅子舞を撮影したものだ

その中から花作りの獅子舞の写真が目に止まった

小さな個人の屋敷神の神社のお盆にかけてのお祭りで、小出の獅子連たちがお手伝いをしている

写真には長老鈴木さんが行衣を着ながら警護役を務めていた




獅子頭が総宮神社系の獅子頭とは違った珍しい様式が見られる

眉毛が平山の熊野神社、高橋小兵衛の作に見られる雲眉

歯の枚数が多い勧進代遠藤森助の作獅子頭の様である





眼が白鷹浅立などで見られる赤い輪が描かれ、成田や五十川の様な眼の縁に赤い線が描かれている

また眉間にある百毫は脳天に位置している

鼻や目と目の間も成田と五十川系の階段状のシワが見られる


各地の特徴を受け継いでいる非常に興味深い獅子頭である

後日調査をしてみたい




2016.02.12:shishi5:[獅子彫り日誌]

遠藤森助氏作の

獅子は氏の地元勧進代の春祭りに出るお獅子のようですね。たしかに歯の彫刻が細かいですね。画像の獅子は巻き眉も牙もありませんがどことなく西高玉の大獅子を彷彿させられます。菅原鹿蔵氏も浅立など町内にいくつか彫刻が残っており大獅子作者の有力としてにらんではいましたがもしや森助氏ということは… その後の調査に期待しております。
2016.02.14:西高玉区民:[編集/削除]

浅立の文殊堂

明治22年再建のようで正面けやきの柱の彫刻は向かって右の唐獅子 中央の龍などが越後の国岩船群岩沢村菅原廉蔵作 左の唐獅子舞が勧進代理長谷部吉之助翁72歳の作とされています。落慶棟札には門人手工など15人が名を連ねるなど大がかりな仕事だったようです。20年以上前の郷土資料からの情報ですが追記までに
2016.02.14:西高玉区民:[編集/削除]

貴重な情報

いつもコメントありがとうございます。

歯が多いだけで森助の作とは飛躍し過ぎですね。勧進代の血まなぐ獅子を久しぶりに

詳しく見ましたが、西高玉の大きい方の獅子頭の鼻筋の造形と似ている事に気づきました

遠藤森助が寄進し作者は西高玉の獅子頭の作者の可能性も考えられます。

長谷部吉之助と一緒に十王の龍澤寺の養蚕神社の彫刻を制作した菅原鹿蔵です。

ひょっとして勧進代の血まなぐ獅子と花作りの獅子の作者も????

ロマンですねぇ~♡
2016.02.20:獅子彫り師:[編集/削除]

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