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久々の雪下ろし

  • 久々の雪下ろし

昨年、ついに茅葺き屋根にトタンを被せての初めての冬

ストンストンと自動で落下する屋根の雪を見ながら安堵のため息しくりの最近でしたが

緊急のアラームがクルクルピカピカ点灯です

 

北側の屋根の雪が地面に積もった雪とくっついてしまいました

このままだと重みで屋根の軒がへし折れてしまいます

 

除雪隊隊長がカンジキを装着して出動




しばらく履いてないと履き方忘れます・・

落雪は意外と柔らかくカンジキを履いてもかなりぬかります

 



 

見して写真ではたいしたことないなとお思いでしょうが

汗だくで30分

落雪をかわしながら作業完了



 

今年は正月開けの少ない雪の分も、ご丁寧に補填してくれていかのよう・・・

チッ!  律儀な冬将軍ですな

 

 

2014.03.12:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

四団体の参加でした

  • 四団体の参加でした

3月8日天童で「民俗芸能フォーラム シシ踊りのつどい」が開催されました

庄内から四ヶ村獅子踊 新庄から萩野獅子踊 東根から長瀞猪子踊 飯豊から中獅子踊の四団体



後継者問題を主にバネルデスカッションと解説を交えながら獅子踊のワークショップ

最後は各団体の獅子踊の演目を披露されました





解説を交えた獅子踊は大変興味深く、県内それぞれの地域性も比較出来て面白い企画でした

飯豊町中の獅子踊の獅子頭や幕は昨年修復のお手伝いをさせて戴きました




庄内や村山の獅子頭と比較すると立体的で、獅子舞の獅子頭に近い形になっているようです


長井市や米沢市で見られる様な獅子踊の獅子頭の様式とは異なっているところが面白いですね


獅子頭や衣装の展示もあり大いに参考になりました

解説の方が持っているゴムの草鞋 ステージ等では普通の藁の草鞋では滑るので
ゴムの草鞋を使用とのお話

こんなのが欲しかった!・・画期的な草鞋を発見ですね

 

2014.03.11:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

獅子の顎

  • 獅子の顎

とある常連の獅子頭修理を始めました

何度修理しても繰り返しヒビが入ります

破損は鼻と顎の底です・・激しい歯打ちの衝撃はこの獅子の限界を超えているかのようです

塗面を削り栃の木地を見てみると

栃材に良く有る沈着跡が黒い線状がヒビに沿って見えます

さらに死に節まで現れ精が抜けた部分もあり、あまり良い木地ではなかった様ですね

ちょっと調べてみると鉄と栃のタンニンが反応した汚染の可能性が有ります

また、栃に入り込んだカミキリムシが持ち込んだ菌やバクテリアが関係しているかも知れません

冬期に伐採し梅雨にさらしたりすると蒸れて腐りが進み切り口からキノコが生える事が

良く有るので、製材し管理する事が大事

これから良い獅子の木地を確保するのは益々難しくなる可能性が有ります



 

2014.03.05:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]