獅子宿燻亭3

ヤフオクで見つけた法螺貝が届きました

早速洗って試し吹き

ぷふぉぉぉ～ぷっふぉぉぉ～

少し慣れてくると法螺貝らしい音が出始めました

ぶぉぉぉぉぉぉぉ～♫　ぶぉぉぉぉぉぉぉ～♪






どれどれと実家に帰ってきた次女が

ぷしゅゅゅゅ～ぷしゅゅゅゅ～

高校時代トランペットをやっていたのですが・・・

直にお腹に響く様な法螺貝らしい音が出て調子に乗って乱発

今度は長女が登場・・・やはり♪ぷしゅゅゅゅ～ぷしゅゅゅ～

剣道部でしたので・・・


「外にまで法螺貝聞こえてるよ～」と

問題の現役吹奏楽部の三女が興味津々、ドスドス階段を駆け上がって来ました



奪い取る様に吹き口に息を吹き入れた途端

ぶぉぉぉぉぉぉぉ～♪　ぶぉぉぉぉぉ～♪　流石だ!　一発で出しやがった

参考に法螺貝達人の技を動画で見せると低音高音混ぜながら吹き出します



法螺貝には携帯用の網が付いてJKが背負ってもオシャレです

普通の家庭にはなかなか無い物がある我が家でした

米沢～長井を三往復して獅子頭用の柳と桐の原木を運びました

快晴の春ウララ～♫

丸太の重さによって緊張感の度合いが変わります・・

川西と米沢の境当たりでしょうか?　　熊野神社と刻まれた石碑が目に留まりました

熊の書体が独特です～いいですねぇ



ム～月　ヒィ～ヒィ～おチョロコチョンチョンとの熊で無く

おチョロコチョンチョンが火になっている所が神秘的

こんな熊の字は初めて見ました

熊野の上のスペースに修正した跡が見えます・・・郷社?

いろいろな事情があったのでしょう

さて・・時庭を走っていると・・・画人白龍の生家前に石碑が有りました




月泉の書を彷彿させる、のびのびとした勢いある書体と彫りです


そんなこんなで仕入れて間もない生木はサクサクと制作が進みます



今日もまた・・二作目

こちらも長谷部吉四郎　作と思われる白鷹の獅子頭のレプリカ

乾燥したら研いで修正を加えて仕上げ塗りになります

原型が手元に無いので、色は写真と以前の印象によるものなのでかなりの

誤差があるかと思います


こちらもたっぷり金箔の部分があり、箔押しの稽古にもなります

問題は眼

四つの輪があり、半球体に使える特別小さいコンパスを作る必要があるようです





こちらの獅子頭は白鷹町小山沢地区の七星神社に伝わる獅子頭

総代の方に、長谷部吉四郎研究の趣旨をご理解戴きレプリカ制作させて戴いています