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六魂祭

YBCの六魂祭の録画を見ていたら・・・映っておりました

どさくさに紛れ、ねぶた笛吹いております



ねぶたを目の前に、年甲斐も無くはしゃいでおりますな


2014.06.04:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

獅子彫り師 渡部 亨氏

  • 獅子彫り師 渡部 亨氏
平成15年の長井市で開催の国民文化祭獅子舞フェスティバルが開催されてから11年

当時、実行委員を任命され展示資料を制作した際に提供された獅子彫り師 渡部 亨氏の写真

が本棚のファイルからひょっこり出てきました

写真は制作したての黒獅子と赤獅子を従えて何か物語っているような姿

テレビ画面からの撮影のシーンかもしれません


渡部 亨(とおる)氏は飯豊町中津川小屋で獅子頭を制作した名人である

渡部氏についてその当時展示した資料をご紹介したいところですが只今準備中

渡部氏の制作の獅子頭は数百点と数多く、西置賜に留まらず県内外に存在

現在獅子宿にも二頭あります

その一つが塗りの途中の獅子頭

しかも渡部氏の愛用した塗り刷毛や金箔とその道具、獅子に植えるヤク毛がきちんと

束ねられ準備されていました







道具を見ても制作途中の獅子を見ても、渡部氏の几帳面な性格さが忍ばれます




では後日詳細をご紹介致しましょう
2014.06.03:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

面長の獅子

面長の黒獅子をご紹介致しましょう

正面からの写真をご覧下さい



写真を縦に変形させている訳ではありません・・では後ろから





何故にこのように面長なのか・・面長という表現には語弊がありますね  では縦長?

この獅子頭は文久元年長井の梅津弥兵衛の作

梅津作の獅子頭は沢山ありますが、このような個性溢れるお顔はこちらの黒獅子だけ


眉毛も変わっています

普通は金箔で型どりますが、輪郭を薄彫りしているのです





眼の縁も彫り込み輪郭をより強調しているかのようです・・長谷部吉之助にも通じた入れ籠み様

面長の為か眼の視線は真正面になり、眼を見開いて邪気を祓うような表情になっています

飯豊出身で福島で獅子頭の制作された故 太田康雄氏がこの表情の獅子を残しているので

この面長獅子の影響を受けたのではないかと推測します

梅津氏の獅子頭は緻密な彫り  獅子の内部も手を抜く事無く奇麗に仕上げられ

優れた獅子彫り師の仕事を残しています
2014.06.01:shishi3:コメント(2):[獅子宿works]