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お大般若レポート

  • お大般若レポート
米沢市田沢の大荒山不動明王尊の春の例大祭お大般若にお誘い戴きました


こちらのご住職には白鷹山での上杉鷹山の記念碑除幕式での法螺貝伴奏でお世話になりました

例祭でも法螺貝で始まり法螺貝で終わるとの情報を聞き馳せ参じた訳です

春蝉の鳴くなか、笹刈り等始めてるとお大般若始開始の法螺貝が鳴り出してしまいました

二兎追う物は・・・ですね

どごどごどごと読経の間に太鼓

太鼓バチはハプニング発生で現場制作したもの・・反りがあってなかなか趣き有りですね



五人の僧侶の前にうずたかく積まれた六百巻の経文を掲げ、片手から片手にアコーディオンの様に

広げては畳むという所作を繰り返します



経文には番号が記されていますが並び順はバラバラ  問題無し





経文を整頓する合間の合唱するお経が面白い

メモしてみました


ぎゃーてーぎゃーてー
はーらーーぎゃーてー
はらぞーきゃーてー
ごーにーそわかー♪ 韻を含んでラップの様で興味深いですね




一時間程で終了・・最後に住職が経文を参列者の頭と肩にソッと添える所作があり

ご信心浅い者でも、流石にありがたさを感じ清まるような瞬間です



お大般若アフターです




私が参列の事もあり、ご住職が獅子頭を披露して戴きました

謎の獅子頭・・以前、獅子舞を行っていた言い伝えも無いことから寺社に獅子頭を奉納する慣

習が存在理由かと  鼻先が黒く塗られ会津経由の獅子かな?


わははわははと陽気な僧侶方の法螺貝の吹き比べなど爆笑が静かな境内にこだまします

しとしとから雨も強まりお開きとなりました


片付けのあと近くの廃屋に獅子頭有りとの情報で拝見しに向かいました

ちゃんと許可を得ての検分です

三匹獅子でした・・・獅子踊りで用いる張り子の獅子頭が車庫にポツンと置かれていました

なんとももったいない(なんまいだぶなんまいだぶ)









記名が残っていました
「大正九年旧六月廿二日」と「○○寅吉」そして「キタカタ」

キタカタは福島の喜多方でしょう

喜多方の彼岸獅子の系統かどうか、比較し調査してみたいものです

三匹獅子のうち二頭は牙があり雄獅子

なるべく早く関係者に許可申請し保管安置するように話し合いました

山里の人口減少、過疎化はこういった貴重な文化財を風化消失を加速させているようです


獅子頭の追加レポートです

謎の赤い獅子頭と類似した獅子頭が以前会津の資料館にありました




また南相馬市で震災で被害を受けた獅子頭も似ています




写真は喜多方の彼岸獅子 少し異なったスタイルですね




ネットでちょっと検索すると芋づる式に獅子が顔を出しますね
2014.06.10:shishi3:コメント(4):[獅子宿works]

みちのく阿波踊り山形バージョン旗揚げ

  • みちのく阿波踊り山形バージョン旗揚げ
六魂祭での花笠踊りでも一際キレの良い笠さばきを披露した四方山会の新しい試みです

今年で11回をむかえる「みちのく阿波踊り」

今年は囃子を一新して山形らしさ満載の阿波踊りを齋藤光雄氏が作曲

連日の花笠踊りの稽古と併せ、11日の新みちのく阿波踊り山形バージョンの初お披露目を

山形市ホテルキャッスルにて開催します


四方山会お囃子研究会の面々がその為、夜な夜な稽古に熱中しています

最上川舟歌をベースに構成

エピローグ
水の精
まつり花笠
まつり黒獅子
そして日本海

・・約10分の時間の制約に最上川の流れの船出から全山形県を巡る様に日本海に注ぐ

様を阿波踊りの囃子で表現

嬉しい事に黒獅子の囃子もアレンジされ、ちょっとあか抜けた粋なテイストも加わっています


本日は明日後の本番までの最後の通し稽古

まだまだ改良の余地はありますが鬼才齋藤氏の指導でかなり纏まって参りました

はたして新しい舟が梅雨時の最上川の流れを乗り切り、無事日本海までたどり着く事が

出来るか・・楽しみです

私・・笛で難航中
2014.06.09:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

梅雨空にシャクヤク

どんよりした梅雨空を背景にシャクヤクの花が一輪咲きました




毎年咲いてくれるので獅子宿では梅雨の代表的な花です・・・可憐です

夕方になるとキチンと蕾んでお休みの用意をする様でね


隣の栃ノ木の根元から今年、新芽が伸びて小さな葉っぱを広げています




草刈りでうっかりチョキンとしてしまいそうなので目印の赤旗でも立てようかと考えたり・・


エドヒガン桜は植えた場所が悪かったのか、幹も太らず葉も茂らずひっそり花を咲かせますが

その回りには根からはい出して分家したように桜の子孫がニョキニョキ増え続けています



枕木の橋を伝って対岸まで根を派遣し分家する計画まであるようです



あんな細い桜の一体どこに、あんなたくましい子孫繁栄の本能を忍ばせているのか

不思議に思えます


早いもんです  季節は巡り梅雨に入っちゃいましたね

そろそろアヤメの季節

2014.06.07:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]