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減量に減量し

乾燥しているので、なかなか軽くならない

昨日の6.15kgから本日は5.50kgまで必死の減量に成功した

自らも節制してこのくらい減量すればいいのにと思う

半日の内部の彫り込み作業から午後には仕上げに入る・・・





この削り出した木紛が苦労の結晶である


さてと・・・獅子頭を自宅に持って帰って晩酌しながら反省会



2014.10.14:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

コレが欲しい

  • コレが欲しい
以前から欲しい道具の中の1つ

ネットで「熊彫り」と画像で検索すると動画が出てきた





その道具は昭和55年頃の北海道旭川の熊彫り工房の映像にあった

電動の小さいのは持っているのだが、よく見かけるコンクリートを破壊する奴の類い、

もの凄い騒音を出す奴 

これが獅子彫りのあこがれの道具だ




ど・ど・どどどどどど~と振動を伴う機械は圧縮空気が原動力

映像の熊彫りノミも恐らく圧縮空気

その為デッカいコンプレッサーが必要なのだが・・・


あれがあったら効率良いだろう   いつか手に入れたい道具である





獅子宿の近くの、お寺の屋根工事が気になる

台風が近づいているので特に

古い屋根と構造体を撤去し新しい屋根造作真っ最中なので雨漏りしないか人事でない

獅子宿も屋根では人並みならぬ苦労をさせて戴いているからだ


雨漏りといえば、先週の台風の激しい風雨で、自宅のトイレの天井の照明から雨漏りし

数日の間、明かりがストライキ

夜は懐中電灯で用足しの状態であったが、乾燥したのか何気に復旧・・・

いつの間にか明るいトイレに戻った


今は無き駅前の実家の昭和のトイレを思い出すなぁ・・

臭くて暗くて怖いというトリプル3Kの環境だった



さて本日の制作

前半・・成田のお獅子の眉間の階段をいじる

数センチ違うと表情が違ってくる  目と眉との間隔や彫り角度は普通の円鑿(まるのみ)で

は彫れない難所である





突然思い立って鮎貝の雄獅子の内部をえぐりだす

だいぶ乾燥し先代の獅子頭の重さに近づいているものの、塗りや毛の若干の重さの分も

軽量化しなくてはならない

出っ張っている所の裏側をえぐり出すのだが、なかなか軽くならない

やっとこさ100g

そして来客・・獅子舞大好きな若者たちが提灯を借りにご来店

ついつい獅子の話に花が咲く

また来客

やっと獅伝の親分も改良した獅子頭を取りにきた



暗くなるにつれ台風の影響で雨が強くなる

お昼前屋根に上って壁の合わせ目にコーキングしておいたので、今度の横殴りの雨にも大丈夫

だろう










2014.10.13:shishi3:コメント(2):[獅子宿works]

ちゃっちゃと・・3

  • ちゃっちゃと・・3
近くのスーパー梅屋サンプラザでビールを買って軽トラの鍵を開けようとした時

遠くで太鼓の音に気付いた

ドン ドンドンドン ドン ドンドンドン


また幻聴かなとフリーズして聞き耳を立てると・・・やはり太鼓の音  ドンデンカ

宮太鼓である


この時期長井市ではお祭りが終了しているはずなので、あるとすれば

総宮神社の菊まつりでの獅子舞だろか?





さて話は遡って、本日も晴天の下で獅子彫り

お昼に遠方よりお客さんが有り、ごっつぉをご相伴しご機嫌 スタミナも抜群

800gのハンマーも軽い軽い

獅子頭の中をえぐり出す作業も苦にならない  流石 馬の力とニンニク醤油は

高カロリー高タンパク 効果は絶大 新蕎麦も馬勝った




秘密兵器えぐりカッターの力も借り

ずしりと重かった獅子頭も10kgを切っていた

獅子頭の内部をご覧下さい

内部の彫り方にも彫り師の哲学が見え隠れする

まさに平吹一之丞の花押でもある





それでは・・と2作目もえぐり出し作業 成果は7.5kgに減量






秋の日はつるべ落とし   一気に暗くなり作業終了

本日の締めの篠笛は冨田 勲作曲 新日本紀行のテーマ曲♪




2014.10.12:shishi3:コメント(1):[獅子宿works]