五・六年以上前だろうか・・?
私はこの手の記憶維持にはかなり自信が無い
南陽市宮内の熊野神大社門前の證誠殿(しょうせいでん?)にて置賜の代表的な獅子頭
を集めた獅子頭展が開催された
私制作の獅子頭も別枠で展示させてもらった記憶がある
その後川西埋蔵文化財の収蔵施設で川西町の獅子頭展が開催され、その獅子頭のなかで
非常に印象に残った獅子頭があった
川西の詳しい方渡邊氏が写真撮っちゃ駄目と眼を光らせていたために、その時の写真は無いと
思われていた
昨日PCの資料を探していると偶然、熊野大社証誠殿での獅子頭展の写真が出てきて
例の気になる獅子頭がヒョッコリ顔を現していたのである
ご覧戴ければご理解出来ると思う
タテガミや耳・・金箔も無く一見して古く地味な獅子頭であるが、眉や鼻・・特に
眼は眉と頬の隆起から絞られ、展示されているお目目パッチリの他の獅子頭と比べると
異端な表情である
この展示会ではほとんど気にならなかった獅子頭だが川西で再会して私の目に焼き付いた
PCで拡大し明るくしてみるとやはり迫力が伝わってくる
紛失している耳の形はどうだろうか? タテガミは?
唇や目尻が丸い眼の形を見ると白鷹の小山沢や浅立、広野の獅子の形を彷彿させる
いずれにしても所蔵する寺院を調べ改めて拝見したいと思う
乞うご期待
気になる獅子追加
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