冷たい雨の中・・山形市宮町の鳥海月山両所の宮へ
以前から道路沿いの黒々とした随身の門には獅子と象の彫像が車窓から見えて気になっていた
やはり間近で見ると重厚で粛々とした彫像であった
南向きの門側の彫像と北側の獅子一対が額に立派な一角を有している
芯のある丸太から彫り出している様なので、長い角を彫るのは至難の技
後で角だけ取り付けるのが常なのだが・・・近くで見れば解明する
はて?
鳥海山と月山の両所の宮という所に謂れに何か謂れがあるのだろうか?
金箔が施されているべき眼や爪に緑青が見られ謎である
残念ながら北側の彫像に電線やらブレーカーのスイッチなど眼に入り興醒め
神殿の鬼瓦は銅板での打ち出しの鬼面
神殿や拝殿は装飾も無くシンプル・・・造られた時代背景に影響しているのだろう
下から見上げる視点からのデザインなので
こちらの獅子の表情に、ある共通点に気づく
額が広い・・
眉毛より上はほとんど見えないので省略される場所
西大塚の薬師堂の赤獅子が眼に浮かんだ
獅子宿の向かいの家が解体され本日更地になってしまった
この位置から見る獅子宿の姿・・・新鮮な感じがする
本日の制作
眉間の彫りが新山神社の赤獅子と似ている
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