いつもは静かな上伊佐沢地区に工事音が三カ所から聞こえています
まずここ・・・獅子彫るチェーンソーとノミ振るうトンテンカンテン♪ という音
玉林寺の屋根改修の工事の音
そして近くの民家の解体する重機のイナナキが澄み渡った空に響きます
昨日の木取りの続き
形を整えます・・・白い切り屑が雪の様
彫り過ぎの失敗は許されません
危険な刃物がもの凄い早さで身体の直ぐそばで駆動していると思うと
恐ろしさが過ります
チェーンソーは油断大敵体制が身に付いているので、そうでもありませんが
グラインダーという丸い刃物を回転させて削る機械は怖い
指先10㎝先スレスレでチェーンソーの刃が回転しているのです
手袋をしていないと切り屑が当って痛い程
作業の合間に秋めいた景色を眺めて疲れを癒します
木取りからいつの間にか荒彫りに入ります 生木はサクサクと彫れて快適
程よい手応え
あれよあれよと中部も彫り進める
漸く よーっこらしょと持ち上げやすくなる
・・・では顎 まだ時間ある
・・・ついでに耳も
耳は乾燥済みの桐材で制作
4時過ぎるとオーバーワークの赤ランプが点灯し始めてきました
身体が重くなり・・特に足が上がらない
快い疲労と充実感 怪我する事無く今日も制作終了
側の小川の水音が・・栃の落ち葉のカラカラが・・すっかり静かになった作業場に
ちゃっちゃと帰れよ~♪と囁きます
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