顎と耳

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これぞ台風一過の一日

日が沈み東の空にボン・・と大きな月




本日はまず顎制作  


何時もの私であれば頭と顎を直ぐに合わせて満足し

後から顎が乾燥して縮んで後悔するパターンなのですが、今回は我慢・・少し成長したかも



そして耳二つ


桐材の生なのでサクサク・・・チェーンソーで木目に垂直に切れ目を入れてノミでハツルと

パカンパカンと割れていきます


一旦乾燥してしまうとスポンジを切る様に歯先がめり込む・・という癖のある桐


チャッチャとさばいてしまう方が賢いやり方の様です






モデルの八乙女さんの獅子の顎を見るにつけ、ヤハリ長谷部吉之助臭がプンプン致します

長谷部氏の獅子はオリジナル性を特に重視したのでしょう

あの手この手と独創的で驚きます・・・

その獅子を受け入れた神社関係者の心意気にも敬服致します






一気に彫り進めたので、少し養生乾燥です


2014.10.07:shishi3:[獅子宿works]

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