一つの獅子頭の制作に、念のため二つ作ります
本日は顎一つと耳を二組制作しました
同じ柳でも、場所によって違う素材に見える程様々
芯に近い方は赤く、皮に近い方は白っぽい
両方のタイプの部分を作ってみました
軽量化の為に桐で作ろうかと考えましたが、耳の先が尖ったり縁が薄かったりするので
柳の端材を用いました
こちらの獅子頭の耳は総宮神社系の獅子頭の耳と違い、独特の柳の葉っぱの様な形です
さて先日お祭り初デビューする前日に怪我をした、とある獅子頭が入院しました
右の唇と顎に酷い傷
その強い衝撃で左の上部軸穴付近からパキッと割れてしまいました
軽量化の為薄く彫り込んでいる事もあるのですが、左下顎が衝撃で上部の軸穴部を押し出して
破損したのでしょう
こんなこともあるんですね~
今後軸穴上部の補強も検討しなければなりません
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