四日の夜十時に山形市内から高速で青森に向かった
長女とその友人と三人で初めてのねぶた祭りでいきなりハネトで参加するのだ
ねぶた祭りに敬意を表すためハネトの正装にこだわり、編み笠に紙花と造花を取り付けて制作
雪駄と白足袋は自前で、浴衣と腰巻きとタスキ、帯の衣装は2800円でレンタルで着付けして
もらう手筈である
到着時から雨模様
私の青森でのイメージには雨は想定していなかったので意気消沈にならざるを得なかったが
お風呂センターを発見し、朝七時から入館し青森時差をリセット出来た事は幸いであった
市内を物色するようにねぶたの運行ルートを視察
空襲で焼けて復興した青森市内の道路は広々として巨大な灯籠ねぶたには持ってこいのルート
に整備されているようだ
既に東北六県の祭りでも群を抜き世界的にも有数の祭りに成長している感がある
そもそもねぶたは町内ごとに手作りの担ぎねぶたを繰り出して始まったらしいのだが
競い合う青森衆のじょっぱり魂と企業のバックボーンが協合し、現在の巨大立体造形灯籠と
化け、世界から全国から観光業者がお客を送ってくるシステムが構築出来ているようである
青森ねぶたには人々を魅了する三つの要素がある
1 歴史あるテーマの巨大で光って動く灯籠
2 太鼓と笛と手振り鉦
3 ハネトのエネルギッシュな乱舞である
青森の郷土を代表するあの棟方志功をも魅了したねぶたを今宵いよいよ体験するのだ
はねとでの参加には欠点が予想される
20台以上の見事なねぶたをじっくり見れない事である
ワラッセというねぶたの施設があり前年度受賞のねぶたが数台展示され内部構造も
紹介されていていた
先日カジカ提灯を参考にした金魚ねぶたも市内にも多数飾っている
ちょうど訪れた時、ねぶた囃子のアトラクションが始まった
鳶の鳴き声の様に軽やかな笛が鳴り、重低音で地響きするような太鼓数台と手振り鉦が
シャンシャンと続く・・・・近年江戸神輿を参考に採用したという衣装も決まっている
鳥肌が立ち感動が身体の何処かから沸き上がってくるのを覚えた
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