石巻へのお祭り復活獅子頭(勝手に命名)の制作を開始
昨日
昨日の賄いランチ後から、引き寄せられるように桐の半割丸太を
工房に運び込みました
半割丸太の表面は乾いていますが、内部は湿っています
本日二日目
サクサクと呼び込まれるように彫り進んで行きました
宇津権九郎の雄獅子
怖い顔にとのご要望です
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北上町へ・・・
震災のお祭り復興協力で宮城県石巻に行ってまいりました
ほとんどの地区の伝統芸能は大手の財団からの補助を受け
道具の新調や修理が完了しているそうです
縁あって、とある団体から協力依頼がありました
現地の仮説住居の集会場に打ち合わせにお邪魔しました
獅子頭や太鼓、その他一切合切津波で流されたそうで復元の為の写真資料も無
く、祭りの復活どころか新しい住まいの予定も定まらないままの状態
住民も散り散り・・・そんな閉塞感が漂っている中
獅子舞復活でお祭りを再開し、人々の心を再び結びつけようと考えました
四方山会二人用幕付きの獅子頭のサンプルで打ち合わせです
代表の方が獅子頭を持つと表情が明るくなりお祭りのエピソードなどで
盛り上がりました
さっそく話を持ち帰り、再度検討し早急に獅子頭や太鼓、道具類の
整備を進める事を約束しました
帰り道・・実際に消失した地区の神社を視察
神社も仮設の屋根でしのいでます・・石の鳥居もバラバラ
北上川沿いの護岸工事の復興も進んでいますが
この寺は壊れたまま・・・時間が止まっているようです
ふと橋を渡ると鮭が遡上していました・・・初めて目撃
息絶えた鮭が漂っています
さて復興レストランで食事です
もちろんウニやカキ、ホタテにも箸を伸ばしました
ミゾレが降り出した帰り際・・珍しい茅屋根の神社を見つけました
建物が赤く塗られているので稲荷神社かと思いきや愛宕神社でした
屋根も神社も綺麗に整備されています
すぐ側の北上川のアシを葺いた屋根なのでしょう
さて・・・制作の準備をしなくては
ほとんどの地区の伝統芸能は大手の財団からの補助を受け
道具の新調や修理が完了しているそうです
縁あって、とある団体から協力依頼がありました
現地の仮説住居の集会場に打ち合わせにお邪魔しました
獅子頭や太鼓、その他一切合切津波で流されたそうで復元の為の写真資料も無
く、祭りの復活どころか新しい住まいの予定も定まらないままの状態
住民も散り散り・・・そんな閉塞感が漂っている中
獅子舞復活でお祭りを再開し、人々の心を再び結びつけようと考えました
四方山会二人用幕付きの獅子頭のサンプルで打ち合わせです
代表の方が獅子頭を持つと表情が明るくなりお祭りのエピソードなどで
盛り上がりました
さっそく話を持ち帰り、再度検討し早急に獅子頭や太鼓、道具類の
整備を進める事を約束しました
帰り道・・実際に消失した地区の神社を視察
神社も仮設の屋根でしのいでます・・石の鳥居もバラバラ
北上川沿いの護岸工事の復興も進んでいますが
この寺は壊れたまま・・・時間が止まっているようです
ふと橋を渡ると鮭が遡上していました・・・初めて目撃
息絶えた鮭が漂っています
さて復興レストランで食事です
もちろんウニやカキ、ホタテにも箸を伸ばしました
ミゾレが降り出した帰り際・・珍しい茅屋根の神社を見つけました
建物が赤く塗られているので稲荷神社かと思いきや愛宕神社でした
屋根も神社も綺麗に整備されています
すぐ側の北上川のアシを葺いた屋根なのでしょう
さて・・・制作の準備をしなくては
天狗の鼻
天狗・・・お祭りの行列で神様を導く役と言われる猿田彦の面の手術
破損部分を剥がしてみると、3~4mmの分厚く胡粉を塗り重ね和紙を貼って
木地を覆っています
能面師の技法でしょうか?
破損部分は落下の際、衝撃は長い鼻の先端から鼻の根元の接着面のヒビ
と額の古い修復部分にヒビを残しました
修復部分には桐の木屑と膠で作った、柔らかいパテが使用され簡単に
剥ぎ取る事ができました
強度に関しては甚だ疑問の修理跡です
大きな隙間には厚紙を貼り塗料を塗っただけです
なんと・・そのまま節も残こして隙間に木片を突き刺して接着したままの
大胆な手術跡もあり驚きます
普通は麻布と漆で堅める修復と考えるのですが・・・飾り物系の修復です
今回の修復には、獅子噛の修復でも使いましたがFRP・強化プラスチックで補
強を予定しています
FRPは軽量で強固で柔軟性ある素材
獅子頭の修理でも最後の手段として使用しております
日曜日の四方山会の花笠と阿波の東根イベント招待風景です
短い時間にギュッと四方山会のパワーを濃縮した公演でした
花笠と阿波の豪華セットってなかなか観れないと思いますよ~
もちろん大盛況に終演いたしました
破損部分を剥がしてみると、3~4mmの分厚く胡粉を塗り重ね和紙を貼って
木地を覆っています
能面師の技法でしょうか?
破損部分は落下の際、衝撃は長い鼻の先端から鼻の根元の接着面のヒビ
と額の古い修復部分にヒビを残しました
修復部分には桐の木屑と膠で作った、柔らかいパテが使用され簡単に
剥ぎ取る事ができました
強度に関しては甚だ疑問の修理跡です
大きな隙間には厚紙を貼り塗料を塗っただけです
なんと・・そのまま節も残こして隙間に木片を突き刺して接着したままの
大胆な手術跡もあり驚きます
普通は麻布と漆で堅める修復と考えるのですが・・・飾り物系の修復です
今回の修復には、獅子噛の修復でも使いましたがFRP・強化プラスチックで補
強を予定しています
FRPは軽量で強固で柔軟性ある素材
獅子頭の修理でも最後の手段として使用しております
日曜日の四方山会の花笠と阿波の東根イベント招待風景です
短い時間にギュッと四方山会のパワーを濃縮した公演でした
花笠と阿波の豪華セットってなかなか観れないと思いますよ~
もちろん大盛況に終演いたしました