訳あって獅子宿に珍しいお客様アリ・・・
なんと白鷹町別格神社 鮎貝八幡さまの美男子のお獅子
何時もの通り自宅にて歓迎会開催・・・一晩じ~っくりお顔を拝見すると驚きました
あの獅子と似ております・・・ご親戚ではないでしょうか!!
以前ご紹介した西大塚のあの赤獅子 長谷部吉四郎の作(仮説)では無いかと想いを巡らし
ているお獅子です
ではレプリカ写真と比較して戴きましょう

念のため本物の写真も引っ張り出してきます

如何でしょう?
毛の植え方・・こちら西大塚

こちら鮎貝

獅子の内部の黒塗りや布張り・・・西大塚


顎の開閉の軸の作り方



目元口元に面影が重なっていると思います
こちらの獅子頭は夫婦と伝えられている獅子頭があり、現在も雌獅子は祭りで外出中の雄獅子
に代わって神社を守るのだそうです
雄獅子は雌獅子が気になりながらも地域を厄払いし、雌獅子の待つ神社に急ぐという・・
さて、こちらが雌獅子


寸法を図ってみると大きさは意外にも、ほぼ同じ
幕はずっと付けたままで獅子舞は行わないという習わしという事なので
塗り直しをしていない新調した当時のままの姿という可能性があり貴重です
両獅子を比較しての形から第一印象はちょっと違和感があります
作者は違う感じが致します・・・写真を比較して下さい
眉の端やタテガミ、下から見た顎の底、口元の造りに至っては明らかに違います
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一つの仮説が浮かんできます
むかしむかし、白鷹の旦那衆が獅子頭を京都から買い求め、神社に獅子舞いも伝えたという伝説から、まずこの雌獅子と云われる獅子が元祖になり次に雄獅子と云われる獅子が後から新調され祭りで獅子舞を用いられるようになった
そして、いつしか夫婦獅子の伝説が定着したのではないか・・?
これはあくまでも仮説とお断りしておきます
雌獅子には西置賜の獅子に特有の豊かなタテガミは無く、獅子幕は顎に幕穴は無い状態
京都にはこの獅子のルーツと思われる同様の獅子舞いは発見されていないのですが
全国に広く作られている宇津権九郎型の雌獅子系と思われます
いずれにしてもまだまだこちらの獅子頭の研究はこれからです
新しい発見に乞うご期待です
さて・・こちらのお獅子は貝生の大里神社のお獅子


鮎貝のお獅子と似てますね~
こちらも解明されてない謎に満ちた獅子頭です