見事な夕焼け・・・こんな見事な空は久しく見ていませんなぁ~
心が洗われるよう
明日は暑くなるのでしょうか・・
土曜日開催予定の清水町子供育成会の夏祭り獅子舞の稽古が始まりました
年々参加する子供が減少しているようです
稽古が終了し、獅子頭を飾り無事稽古が出来ますよう祈願しました
先日作り始めたカジカ提灯も増えて賑やかになって参りました
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ガラスの瞳
獅子頭の瞳にガラスを嵌め込む手法について調べてみました
白鷹町鮎貝八幡宮をはじめ周辺の幾つかの獅子頭の目には円形の平面ガラスが取り付けられています
そのガラスの内側の瞳には黒、その外側には金箔の輪が施されています
暗闇や光の加減で妖しく反射し効果は抜群
更に、目の縁に獅子の赤と補色対比の緑青の輪郭が描かれ、引き締まった目力を発揮しています
ガラスは表から嵌め込まれ縁を漆で固め固定されているようです
そのガラスの目から獅子頭の内部裏に光が差し込む獅子頭もあるという話を聞いた事が
ありますが、未だ未確認です
こちらは以前ご紹介した西田尻の熊野神社の獅子頭
複雑な瞳の表現が見事・・・見つめられたら身体が硬直しそうですね♡
鮮やかな緑の彩りが神秘さを引き立たせています
白鷹の獅子頭の瞳は描いた目が多いのですが、ガラスの瞳は特別なのでしょう・・・
以前制作させていただいた同町萩野の獅子は一見描いた目の様ですが、裏を黒く塗ったガラスを
嵌め込んでおります・・・写真は古い獅子の魂を抜いて新しい獅子に入魂する「御霊還祈願祭」珍しい儀式の様子です
獅子頭の新調と併せ他に新しい獅子幕、半纏等もお披露目です
只今・・白鷹町鮎貝系の獅子頭と類似した全国各地の獅子頭をネット検索していますが、これだっ!という獅子頭はまだ発見されていません
ご存知の方は是非ご教授願いたいと思います
鮎貝のお獅子のガラスの瞳の神秘は果たして何処から伝わった物か・・謎は深まるばかりです
白鷹町鮎貝八幡宮をはじめ周辺の幾つかの獅子頭の目には円形の平面ガラスが取り付けられています
そのガラスの内側の瞳には黒、その外側には金箔の輪が施されています
暗闇や光の加減で妖しく反射し効果は抜群
更に、目の縁に獅子の赤と補色対比の緑青の輪郭が描かれ、引き締まった目力を発揮しています
ガラスは表から嵌め込まれ縁を漆で固め固定されているようです
そのガラスの目から獅子頭の内部裏に光が差し込む獅子頭もあるという話を聞いた事が
ありますが、未だ未確認です
こちらは以前ご紹介した西田尻の熊野神社の獅子頭
複雑な瞳の表現が見事・・・見つめられたら身体が硬直しそうですね♡
鮮やかな緑の彩りが神秘さを引き立たせています
白鷹の獅子頭の瞳は描いた目が多いのですが、ガラスの瞳は特別なのでしょう・・・
以前制作させていただいた同町萩野の獅子は一見描いた目の様ですが、裏を黒く塗ったガラスを
嵌め込んでおります・・・写真は古い獅子の魂を抜いて新しい獅子に入魂する「御霊還祈願祭」珍しい儀式の様子です
獅子頭の新調と併せ他に新しい獅子幕、半纏等もお披露目です
只今・・白鷹町鮎貝系の獅子頭と類似した全国各地の獅子頭をネット検索していますが、これだっ!という獅子頭はまだ発見されていません
ご存知の方は是非ご教授願いたいと思います
鮎貝のお獅子のガラスの瞳の神秘は果たして何処から伝わった物か・・謎は深まるばかりです
似てませんか?
訳あって獅子宿に珍しいお客様アリ・・・
なんと白鷹町別格神社 鮎貝八幡さまの美男子のお獅子
何時もの通り自宅にて歓迎会開催・・・一晩じ~っくりお顔を拝見すると驚きました
あの獅子と似ております・・・ご親戚ではないでしょうか!!
以前ご紹介した西大塚のあの赤獅子 長谷部吉四郎の作(仮説)では無いかと想いを巡らし
ているお獅子です
ではレプリカ写真と比較して戴きましょう
念のため本物の写真も引っ張り出してきます
如何でしょう?
毛の植え方・・こちら西大塚
こちら鮎貝
獅子の内部の黒塗りや布張り・・・西大塚
顎の開閉の軸の作り方
目元口元に面影が重なっていると思います
こちらの獅子頭は夫婦と伝えられている獅子頭があり、現在も雌獅子は祭りで外出中の雄獅子
に代わって神社を守るのだそうです
雄獅子は雌獅子が気になりながらも地域を厄払いし、雌獅子の待つ神社に急ぐという・・
さて、こちらが雌獅子
寸法を図ってみると大きさは意外にも、ほぼ同じ
幕はずっと付けたままで獅子舞は行わないという習わしという事なので
塗り直しをしていない新調した当時のままの姿という可能性があり貴重です
両獅子を比較しての形から第一印象はちょっと違和感があります
作者は違う感じが致します・・・写真を比較して下さい
眉の端やタテガミ、下から見た顎の底、口元の造りに至っては明らかに違います
img src="http://samidare.jp/shishi3/box/KIMG0251.JPG" border="0">
一つの仮説が浮かんできます
むかしむかし、白鷹の旦那衆が獅子頭を京都から買い求め、神社に獅子舞いも伝えたという伝説から、まずこの雌獅子と云われる獅子が元祖になり次に雄獅子と云われる獅子が後から新調され祭りで獅子舞を用いられるようになった
そして、いつしか夫婦獅子の伝説が定着したのではないか・・?
これはあくまでも仮説とお断りしておきます
雌獅子には西置賜の獅子に特有の豊かなタテガミは無く、獅子幕は顎に幕穴は無い状態
京都にはこの獅子のルーツと思われる同様の獅子舞いは発見されていないのですが
全国に広く作られている宇津権九郎型の雌獅子系と思われます
いずれにしてもまだまだこちらの獅子頭の研究はこれからです
新しい発見に乞うご期待です
さて・・こちらのお獅子は貝生の大里神社のお獅子
鮎貝のお獅子と似てますね~
こちらも解明されてない謎に満ちた獅子頭です
なんと白鷹町別格神社 鮎貝八幡さまの美男子のお獅子
何時もの通り自宅にて歓迎会開催・・・一晩じ~っくりお顔を拝見すると驚きました
あの獅子と似ております・・・ご親戚ではないでしょうか!!
以前ご紹介した西大塚のあの赤獅子 長谷部吉四郎の作(仮説)では無いかと想いを巡らし
ているお獅子です
ではレプリカ写真と比較して戴きましょう
念のため本物の写真も引っ張り出してきます
如何でしょう?
毛の植え方・・こちら西大塚
こちら鮎貝
獅子の内部の黒塗りや布張り・・・西大塚
顎の開閉の軸の作り方
目元口元に面影が重なっていると思います
こちらの獅子頭は夫婦と伝えられている獅子頭があり、現在も雌獅子は祭りで外出中の雄獅子
に代わって神社を守るのだそうです
雄獅子は雌獅子が気になりながらも地域を厄払いし、雌獅子の待つ神社に急ぐという・・
さて、こちらが雌獅子
寸法を図ってみると大きさは意外にも、ほぼ同じ
幕はずっと付けたままで獅子舞は行わないという習わしという事なので
塗り直しをしていない新調した当時のままの姿という可能性があり貴重です
両獅子を比較しての形から第一印象はちょっと違和感があります
作者は違う感じが致します・・・写真を比較して下さい
眉の端やタテガミ、下から見た顎の底、口元の造りに至っては明らかに違います
img src="http://samidare.jp/shishi3/box/KIMG0251.JPG" border="0">
一つの仮説が浮かんできます
むかしむかし、白鷹の旦那衆が獅子頭を京都から買い求め、神社に獅子舞いも伝えたという伝説から、まずこの雌獅子と云われる獅子が元祖になり次に雄獅子と云われる獅子が後から新調され祭りで獅子舞を用いられるようになった
そして、いつしか夫婦獅子の伝説が定着したのではないか・・?
これはあくまでも仮説とお断りしておきます
雌獅子には西置賜の獅子に特有の豊かなタテガミは無く、獅子幕は顎に幕穴は無い状態
京都にはこの獅子のルーツと思われる同様の獅子舞いは発見されていないのですが
全国に広く作られている宇津権九郎型の雌獅子系と思われます
いずれにしてもまだまだこちらの獅子頭の研究はこれからです
新しい発見に乞うご期待です
さて・・こちらのお獅子は貝生の大里神社のお獅子
鮎貝のお獅子と似てますね~
こちらも解明されてない謎に満ちた獅子頭です