HOME > 獅子宿works

秋の気配

タカタッタタ どどんがどん
タカタッタタ どどんがどん  置賜盆唄の太鼓です
タカタッタタは太鼓の縁を叩く音

チキチキ カンカン チキチキ カンカン
これは鉦の金属音 写真に写ってますが鉦の持ち手を塗装用のローラーの持ち手を
ワイルドにぶっ叩いて曲げ制作しちゃいました  




さて・・お盆の地区夏祭りも無事終了し、開け放した窓から涼しい風と共に虫の鳴き声が聞こえてくる様になりました    

秋だなぁぁ・・・ため息とともにあまりに短い夏の出来事が走馬灯の様に巡ってきます




祭りでは盆踊りの太鼓担当や恒例の獅子舞の演舞、持参した町切り提灯台を設置し田楽提灯を

飾りました





枯れ木も山の賑わいと、制作したカジカ提灯も好評を戴きました



獅子舞は昨年から子供の獅子舞を瞬時ご披露しています

来年はもう少し稽古して時間を多く取ってあげたいと反省しています・・・




翌早朝の野川にての幕洗い

干してみると返って川藻で汚れてしまい

しかも乾燥不足で現在獅子宿の廊下に追加干ししております




さてと・・・今度は9月6日山形市駅前スズラン街で開催される「みちのく阿波踊り」の

稽古に合流です  お祭り三昧の日々はもう少し続きます


獅子頭の制作も合間に進めておりますよ

2014.08.18:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

カジカ提灯完成

  • カジカ提灯完成



14日の清水町夏祭りでの獅子舞の稽古を終え、先日制作したカジカ提灯の

ロウ描きと色付けを行いました




墨で描いた目鼻や口や模様に、溶かしたロウを筆で描きます

仕上げは染料を水で溶いて色付けして完成です


Nさんはアルコールの効果で制作放棄のご様子なのでお手伝いしてあげました

なかなか似ておりますでしょう?




14日のお祭りで会場に飾りますので、お近くの方は是非ご覧下さい
2014.08.13:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

青森ねぶたでピョンピョン

  • 青森ねぶたでピョンピョン
四日の夜十時に山形市内から高速で青森に向かった

長女とその友人と三人で初めてのねぶた祭りでいきなりハネトで参加するのだ

ねぶた祭りに敬意を表すためハネトの正装にこだわり、編み笠に紙花と造花を取り付けて制作

雪駄と白足袋は自前で、浴衣と腰巻きとタスキ、帯の衣装は2800円でレンタルで着付けして

もらう手筈である


到着時から雨模様

私の青森でのイメージには雨は想定していなかったので意気消沈にならざるを得なかったが

お風呂センターを発見し、朝七時から入館し青森時差をリセット出来た事は幸いであった


市内を物色するようにねぶたの運行ルートを視察

空襲で焼けて復興した青森市内の道路は広々として巨大な灯籠ねぶたには持ってこいのルート

に整備されているようだ


既に東北六県の祭りでも群を抜き世界的にも有数の祭りに成長している感がある

そもそもねぶたは町内ごとに手作りの担ぎねぶたを繰り出して始まったらしいのだが

競い合う青森衆のじょっぱり魂と企業のバックボーンが協合し、現在の巨大立体造形灯籠と

化け、世界から全国から観光業者がお客を送ってくるシステムが構築出来ているようである



青森ねぶたには人々を魅了する三つの要素がある

1 歴史あるテーマの巨大で光って動く灯籠

2 太鼓と笛と手振り鉦

3 ハネトのエネルギッシュな乱舞である

青森の郷土を代表するあの棟方志功をも魅了したねぶたを今宵いよいよ体験するのだ

はねとでの参加には欠点が予想される

20台以上の見事なねぶたをじっくり見れない事である


ワラッセというねぶたの施設があり前年度受賞のねぶたが数台展示され内部構造も

紹介されていていた

先日カジカ提灯を参考にした金魚ねぶたも市内にも多数飾っている






ちょうど訪れた時、ねぶた囃子のアトラクションが始まった

鳶の鳴き声の様に軽やかな笛が鳴り、重低音で地響きするような太鼓数台と手振り鉦が

シャンシャンと続く・・・・近年江戸神輿を参考に採用したという衣装も決まっている


鳥肌が立ち感動が身体の何処かから沸き上がってくるのを覚えた


2014.08.08:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]