これぞ台風一過の一日
日が沈み東の空にボン・・と大きな月
本日はまず顎制作
何時もの私であれば頭と顎を直ぐに合わせて満足し
後から顎が乾燥して縮んで後悔するパターンなのですが、今回は我慢・・少し成長したかも
そして耳二つ
桐材の生なのでサクサク・・・チェーンソーで木目に垂直に切れ目を入れてノミでハツルと
パカンパカンと割れていきます
一旦乾燥してしまうとスポンジを切る様に歯先がめり込む・・という癖のある桐
チャッチャとさばいてしまう方が賢いやり方の様です
モデルの八乙女さんの獅子の顎を見るにつけ、ヤハリ長谷部吉之助臭がプンプン致します
長谷部氏の獅子はオリジナル性を特に重視したのでしょう
あの手この手と独創的で驚きます・・・
その獅子を受け入れた神社関係者の心意気にも敬服致します
一気に彫り進めたので、少し養生乾燥です
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暗闇逆光
木地の獅子頭・・暗くして逆光で見ると違う表情に二度見してしまいました
眉のラインが憤怒の表情を強調しています・・・完成した獅子頭では見れない姿です
今日は文珠尊の獅子頭の持ち手を固定
白鷹町では一般的に獅子頭の持ち手は15㎝程の角材を古い獅子幕を巻いて紐で固定
今回は三箇所をボルトで固定し、更に持ち手の溝に紐を巻いて滑り止めを兼ねました
交代の際、持つ位置をずらして交代する者に持ち手の位置を譲るのだそうです
長井の場合も同じですが、持つ位置は軸棒二本
どんな交代か体験してみたいものです
台風も遠ざかったのか激しい風を伴った雨も弱まり、少し明るくなってきた
さて今度は昨日の桐の獅子頭の続き
桐は表面が乾燥し始めると切れ味が変わってきてモタモタしてきます
湿っている部分はスカスカ切れるのですが・・・いやいや 扱い難い
眉のラインが憤怒の表情を強調しています・・・完成した獅子頭では見れない姿です
今日は文珠尊の獅子頭の持ち手を固定
白鷹町では一般的に獅子頭の持ち手は15㎝程の角材を古い獅子幕を巻いて紐で固定
今回は三箇所をボルトで固定し、更に持ち手の溝に紐を巻いて滑り止めを兼ねました
交代の際、持つ位置をずらして交代する者に持ち手の位置を譲るのだそうです
長井の場合も同じですが、持つ位置は軸棒二本
どんな交代か体験してみたいものです
台風も遠ざかったのか激しい風を伴った雨も弱まり、少し明るくなってきた
さて今度は昨日の桐の獅子頭の続き
桐は表面が乾燥し始めると切れ味が変わってきてモタモタしてきます
湿っている部分はスカスカ切れるのですが・・・いやいや 扱い難い
おっ! ひょっとして
百聞は一彫りに如かず・・・コレは勝手に作った格言
只今、白鷹町荒砥の八乙女八幡の獅子頭をお借りしています
八乙女八幡の獅子舞を伝授された経緯から、貝生の新しい獅子頭にこちらの獅子頭を
モデルにとお借りした訳です・・・制作するにつれ おっ!? これは? という彫り癖
が目にとまり始めました
残念ながら年月日作者等の記名は数度の塗り替えで塗りつぶされて物的証拠はありません
あくまでも推測・・印象ですので悪しからず
長谷部吉四郎作の可能性有り
まず獅子頭の茶系の色
撮影するとけっこう赤く見えるのですが、肉眼ではかなり茶系
塗り替えしていますが、忠実に再現しているとすれば特定の獅子頭に塗られている色
長谷部氏が好んで使用した色なのかもしれませんね
レプリカ制作済みの小山沢七星(シジョウ)神社の獅子の色も同様
歯のギザギザと平らな前歯の組み合わせや鼻の形・・軸穴の形等、デザインにかなり似通った
部分にも多く共通した形が見られます
白鷹町西高玉の長谷部氏作の獅子頭の複雑に巻いた眉毛や鼻筋のシワ
こちら西高玉長谷部氏作の獅子頭
こちら八乙女八幡の獅子頭
持ち手の独創的な作り等、長谷部氏であればこその彫り癖が潜んでいると見ました
特に口を開いた時に下顎の端が上部の頭に当る部分の納め方には驚きます
記名の大事さを、これから訴えなければと考えました
赤外線カメラで撮影してみたいですね・・・
只今、白鷹町荒砥の八乙女八幡の獅子頭をお借りしています
八乙女八幡の獅子舞を伝授された経緯から、貝生の新しい獅子頭にこちらの獅子頭を
モデルにとお借りした訳です・・・制作するにつれ おっ!? これは? という彫り癖
が目にとまり始めました
残念ながら年月日作者等の記名は数度の塗り替えで塗りつぶされて物的証拠はありません
あくまでも推測・・印象ですので悪しからず
長谷部吉四郎作の可能性有り
まず獅子頭の茶系の色
撮影するとけっこう赤く見えるのですが、肉眼ではかなり茶系
塗り替えしていますが、忠実に再現しているとすれば特定の獅子頭に塗られている色
長谷部氏が好んで使用した色なのかもしれませんね
レプリカ制作済みの小山沢七星(シジョウ)神社の獅子の色も同様
歯のギザギザと平らな前歯の組み合わせや鼻の形・・軸穴の形等、デザインにかなり似通った
部分にも多く共通した形が見られます
白鷹町西高玉の長谷部氏作の獅子頭の複雑に巻いた眉毛や鼻筋のシワ
こちら西高玉長谷部氏作の獅子頭
こちら八乙女八幡の獅子頭
持ち手の独創的な作り等、長谷部氏であればこその彫り癖が潜んでいると見ました
特に口を開いた時に下顎の端が上部の頭に当る部分の納め方には驚きます
記名の大事さを、これから訴えなければと考えました
赤外線カメラで撮影してみたいですね・・・