獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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珍しいお客様がご来店です


天狗様  お祭りの行列で用いる別名 猿田彦

行列の先導役の神様とも聞きます


写真では新しく見えますが、なかなか古い面だそうです

二十年毎のハプニングで何度も修理塗り変えし伝承しているとか

旧家の個人所蔵の面を伝統的に神社が借用し例祭に用いているのだそうです

獅子頭もそのお宅の所蔵


さて猿田彦様

頭に固定する紐が解けて地面に落下し、鼻先と脳天の擦り傷と鼻の根元にぐる

っとヒビが発生したようです


修理は大した事無いのですが、塗りが問題


修理カ所の色合わせを厳密しないと違和感が生じますし

それを避けるため全て塗り替えしなくては成らなくなるのです

もちろん頭髪も植え替えです


こちらのお面・・・珍しい構造で面と頭を収納するドンブリ状の器が取り付け

られております

被ってみるとスッボリ収まり



口の歯の隙間から視界を確保します

衣装も相当古く、重量過多になる為に体格の良い猛者が選ばれるとか・・・


一本歯下駄も履くのでしようか? 体力勝負ですね


















20日の日曜日・・朝 目が覚めると、冷たい雨がシトシト

今日は横越文珠尊のお祭りに制作の獅子頭がデビューです


8月の雨であれば大した事ないのですが10月後半ですから・・・

獅子舞関係者やお手伝いの方々は本当にお気の毒です


さてこちらのお祭りは朝早い

お堂の前に獅子の舞手が集合し、いよいよ8時30分に獅子舞開始です



開始早々獅子の動きに異変が・・・・おやっ1

ポロロンと片方の軸が外れた!!

れれれれれ!?  (私の心の声)

顎の軸を固定する竹のピンが外れたようです

右往左往しながらピンを捜索しますが不明


稽古の時に既に外れた可能性ありです



獅子はお堂の裏を3回巡って境内に出る運びなので、裏に隠れて応急処置

割りばしを加工し取り付けて復帰しました



新調卸したての際に良くあるミスです

事前に点検する事を怠ってしまいました

獅子舞関係者の方々にはハラハラドキドキご迷惑おかけいたしました

・・この場をお借りしてお詫び申し上げます



獅子は境内の舞を済まし悪魔祓いの道中行脚

制作者はバタバタと工房に戻りピンを制作しUターン

ところが・・・移動した獅子舞隊の所在不明

不慣れな地区をアッチコチウロウロコッチウロウロ

夜であれば太鼓の音で位置を割り出す事も出来るのですが

激しくなった雨音もあり難儀

約30分の捜索でようやく発見しました

お気の毒・・獅子も皆様もずぶ濡れです

無事ピンを取り付けし抜けないようにテープをぐるぐる巻き

ホッと致しました~

ピンの脱落防止装置を考慮し改善しなくてはと決意致したところです


ザンザン降りの雨の中、一人ケロッとしたスガシ顔の方を発見

その方は短髪でちょっとフックラした体型・・・

行衣の中にカッパを着て防寒してる方も多いのに

流石ですな・・お祭り男

この位の悪条件では屈しない様です





明日19日満月だそうです

昨日に続きお月見


東の山際から暮れなずむ空に浮かぶ月


見惚れます・・変身はしませんが


日が落ちてまだ空が深い蒼の背景の月がまた美しい


山際と月との距離が目に見えて離れていくのが分かるよう


巨大な天体が宇宙に浮かぶ様・・更に移動とたり満ち欠けしたり


地震を起こすきっかけとなったり、かぐや姫を誕生させたりと


太陽ほどの影響力は無いにしろ我々の世界や生き物の身体に


見えない力を及ぼしているようです


今日はいよいよ十五夜


十五夜お月さん♪雲の上~?・・


えっ?   影だっけ?


忘れかけてますが・・月をテーマとした童謡


今宵はへたっぴ篠笛で挑戦してみましょうか




夕方・・振り返ると東の空に虹   奇しくも美しい・・・いとおかし


暫くして  虹はどうなったかと振り返ると  同じ空に、今度は円い月


満月型UFOかしら?





もう少し経つと、また別なモノが現れたりして・・・・


台風一過 神秘的な黄昏でした


いったい夕方・・外で何をしてたかとて言うと  門作り


不要になってしまった茅葺屋根の蔵掛けを立てて、くっつけて門にしてみまし

た・・・そもそも枕木ですから

腐りにくく、ぴったりと見立ててみました

材料不足で中断でしたが・・




そうそう

近くの古民家はすっかりサッパリしてこの通り

家が在った残像だけになりました


形あるもの全て無に帰る

近所の古民家解体が終盤を迎えて跡形も無く更地に近づきました

ケゴヤ(物置小屋)も一緒に解体し消滅しました



儚いものですな

自分の人生に重ねて見てしまいます

古民家を人の肉体に例えれば人はなんでしょうか・・・魂?

古民家の住人が居なくなり空家となり・・・魂の抜けた、もぬけの殻となった家は

やがて風化してしまう

次の代に引き継ぐという大きな問題をどうにかしなくてはなりません

近くの古民家の解体は他人事には思えないというのが本音です


山形は今回も台風も被害少なく、マッコトありがたいものです






昨日から日曜彫刻家が来て制作

だいぶ形になってきました


ちょっと先のイベントのお話ですが・・


早すぎるかな?    やめようかな

11月30日(土)だし  まだまだ先   ではサラッとご紹介しっか



長井小学校獅子舞クラブも7年ぶりに参加とか

最近のような気がしますが・・そんなに年月を経てしまったか

オレも年取る訳だな~


会場は飯豊町のアース  

前半は合唱で  飯豊はミルキーウェイ 南陽はコールエンジェル
    
        高畠は屋代小のひろすけ合唱団

後半は伝統芸能 長井は長井小獅子舞クラブ 米沢はこども狂言クラブ

        白鷹は八乙女の舞 小国は沖庭小歌舞伎

沖庭小の歌舞伎は小学校が廃校となり最後の公演となるとか

少子化はどんどん加速しているようです

つい最近・・白沼小中学校も廃校だし


まぁ~

ここで台風のニュースを聞きながら憂いてばかりいられないので

今後の獅子舞稽古に精を出すしかありませんな

さて

十年に一度の台風が去るまで警戒しなくては・・・





黒髪のといえば日本的な響きですが

この辺りの獅子頭には黒髪は皆無です


ですから滅多に黒髪は使いません・・・(正確に言えば黒いタテガミですが)


昨日黒馬毛が入荷し、本日オッカナビックリと獅子頭に毛植えしました


人毛の三倍ぐらい太い馬毛ですが、日本人の直毛に近ですね



若い頃はこの太さの半分・・現在は残念ながら四分の一でしょうかね~


羨ましいビシビシのコシです


宇津権九郎型の獅子頭には直径5ミリ程の細い穴が多数あるではないですか


百か所はあるでしょうか・・・お察しください話半分


長井系の穴の四分の一の太さ

しかし毛穴は多い反面、間隔が疎であるという我々世代と共通の問題点が

浮き彫りとなった訳です


結局植毛に半日かかってしまいました





例祭のチラシを戴きました

白鷹町 西田尻 高徳寺境内 横越文珠尊例祭の地域内のチラシです


横越文珠は高徳寺の奥にあるので初めて訪れる方は見逃すかもしれない

奥ゆかしいお堂

なかなか見られない古典建築


お堂の写真を良くご覧下さいませ



屋根の上には「獅噛み」がギョロッとカメラ目線で

こちらを睨んで牙出して威嚇しています

獅噛みの御役目ですから


屋根の破風はモダンなアーチ・・・その曲線に合わせたタルキもアーチ


現在はトタン葺きですが、もともとは茅屋根

美しくも珍しい屋根でもあったんですね



内部は薄暗いのですが、幕付きの獅子頭と大小の木造の仏像の姿が

伺えます




さて例祭の内容です  

10月19日
     18時より新旧の獅子頭の脱魂入魂の儀

          いよいよ我が獅子宿の獅子頭がデビュー致します
      
    その後 子供獅子舞や笠踊り、MOJOのライブ 売店も出て盛り沢山

  20日
     8時30分より境内獅子舞奉納 

     9時 地区内の100世帯を巡り悪魔祓い・・・だそうです

昨日までは異常な暖かさでしたが一転して今日はいつもの秋に戻りましたね

来週はもっと秋も深まり気温も下がってくるでしょう

この三連休・・アチコチで秋祭りで賑やか

満を持して登場の横越文珠の新しい獅子頭の初仕事

無事を祈るばかりです




・・・こちら解体古民家 風前の灯
獅子宿ではございませんのでご注意
近くの古民家解体の今日の進捗です

こんな工事を目にするのは滅多に無い・・・


重機がトタンを引き抜いてから下地の板を剥がして、いよいよ茅屋根が現れました

入母屋の部分の屋根が狭く兜のひさしの様で兜造りの屋根

下がトイレや北向きの台所です

台所は以前、杉皮葺きの屋根だったでしょうね



意外と柱が少ないような気がするのですが

これで重たい屋根は支えられるんだ!


茅屋根が日の目を見たのは何年ぶりでしょう?

意外と良い状態でトタンを被せた状態ようでした


ウチとは状況違いますな~


屋根の上の中央に煙出しという小屋根に様々装飾したり

屋根の棟に段差を付けて飾ったり

白壁風の白いトタンで色分けしたりと・・

職人の技術をまさにご披露しているような様式ですね


茅葺職人が茅屋根からトタン葺きに転職以降した過渡期

職人のプライドが一つの様式を作り上げたのでしょう



明日はどうなるのでしょうか


夕方・・獅子舞クラブで長井小学校で訪れました



笛吹きがんばってます
あらら~

獅子宿の近くの古民家の解体が始まりました

茅葺にトタンを被せた空き家


噂には聞いておりましたが・・解体とは名残惜しい

数日前から室内の片づけで解体決定的


マジックハンド状の重機がトタンを剥がしに掛っていました


トタンを被せて再生する家もあれば

印籠を渡すように役目を終え解体消滅する家もある


この辺の景観も変わっていくでしょうね


この古民家を再生する構想も描いた頃もあったっけなぁ




さて獅子頭の木地である柳入荷の情報が入り現場へ・・・

手ごろな丸太が三本あるある



あれっ?

木口を見ると木目に沿って割れが

ここでも重機登場

300㌔はありそうな丸太をヒョイとつまみ

付属の高速チェーンソーでびゅゅゅゅゅゅ~んと丸太切り

居合抜きで




期待の柳でしたが、やはり割れが根本まで続いておりました





なかなか適材良材とは出会えませんな








本日獅噛みの修復


もう十月なのに気温28℃とは・・暑い

獅噛み腐ってないべな?



最大風速70メートルの暴風雨って想像出来ません

猛烈な台風が奄美を襲っているようです


北九州をかすり日本海に抜け熱帯低気圧になるとか

被害が最小である事を祈るばかりです


さて

まずは獅噛みの塗りを剥離作業です


ベルトサンダーの先の大事な先っちょ部分が破損し、修理に出して一週間

やっと部品が届きましたとの連絡がありました


組み立ては出来るべ?との挑発的な店主の提案に挑戦・・・


小さなネジやバネが一つ一つビニール袋に入れて10袋渡されました

設計図無し


破損した部分を分解して、それぞれの部品の収まり所を分析し

なんとか組み立てして完成

わたくしの右手ベルトサンダー君甦る

成せばなる何事も・・ですね  


ベルトサンダーの先っちょは破損というより、原因は小さなネジの紛失と

毛穴の様な穴に髪の毛みたいな六角レンチで三回転ほど回せばOKだったことが

分かり愕然


あーーーネジ一個無くなったせいで一週間待ちぼうけ~


快調になったベルトサンダーがみるみる一皮剥いてしまいました


次の工程は腐りかけた木地の表層を固めます

こんな容器に入れてラブ注入ってとこです
 

ネットで探した臭~い修復用のシャブシャブ塗料を含浸

木地の水分に反応し硬化する塗料です

面白いほど浸みこみます
 

樹医さんが使う魔法の薬でもあります


臭い臭い~鼻が曲がるほど

塗料臭と大発生中のカメムシの臭いと相まって狭い研究室中凄い臭気

退散退散~


楽しみだわ~明日にゃカチカチだべが?




 


最近こちらの話題が途絶えておりますので

たまたま撮影した子獅子をアップしてみました~


幅28cm×奥行き28cm×高さ25cmの体格

お子様用のサイズです



御髪は白馬毛

獅子頭にはヤク毛と白馬毛を使いますが

私的に言うと、どちらかというと白馬毛が好みですね

ヤク毛も量感があり、いかにも獅子のタテガミらしい感じで最適なのですが

直毛のパリッとした感じが潔い良い

十人十色・・好みは様々です








入母屋の防水仕上げです

急勾配の屋根でハラハラ

上で職人さん作業してるとパタンドタンと何かが落下して驚きます

 




あぶないなっ!・・

もぉ~


何かは何かと確認するとトタンの切れ端やら不要の足場ではないか・・・

落とした本人でなくてホッとしました




3月の屋根落下以来東側の10枚障子がぼろぼろに破壊されておりましたが

よ~うやく張り直しました



コントラスト

すっきり

 



 

 


 


ひょっとして二週間ぶりの雨?

梅雨のような・・・はらはらとした雨でしたね


新しい屋根に降り注ぐシャワーのような

美化して言えば、初めてのお湿りの洗礼でしょう


雨がどう新しい屋根を伝っていく様に注目し確認しました

まるで真冬のツララのように鋭利な三角を描いていました




こんな感じ・・・不思議な光景に感じました


閑話休題 朝一番

お姉さんが彫刻を始めました



何やら制作を始めたようです


仕事場が占領されたのでオヤジは工事後の片づけ・・・


ご存知のように豪雪にて一部屋根を失い、ようやく新しい屋根が完成しました

屋根工事の為の足場が無くなり、暫く放置せざるを得なかった獅子用の木地に

著しく不具合が生じまして・・・断腸の想いで廃棄処分


軽トラに乗せられドナドナドーナドーナ♪




とあるチップ工場に到着です

でも獅子になりたくなかった木地も、こちらで新たに甦ります



しかし・・この木地を挟んでつまみ上げる重機のアームの巨大なこと

恐竜のごとしです

弱弱しい軽トラが沈み込みました


さて・・あと何回こちらに往復しなくてはいけないのでしょう

なかなか遠いなぁ~

でもちょっとスッキリ出来ました♪













本日屋根工事足場撤去

新しい屋根の全貌が現れました

きりりとして良いですね



話は変わりますが

支払にお邪魔した染め屋さんで、社長お手製のデザートを戴きました

デザート作りは社長の趣味だそうです



旬のアケビ煮に、豆乳を加えたジンダンを更にジューサーにかけてクリーミー

なソースがけ・・だそうです


日本酒の隠し味が効いて、アケビのホロ苦さと枝豆の香ばしさのコラボで美味

棚からぼた餅

秋の実り満喫ってとこです
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