獅子宿燻亭3
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舌が取れて‥
台風が迫ってます
夕方頃
強い雨に風が加わりました
台風の影響ではありませんが
獅子の舌が破損しトアル獅子頭が入院
しました‥
詳しい方ならお分かりかと思いますが
小国町のトアル神社の獅子頭
数年前に舌が取れてそのままだったとか‥
舌の横にもひびが見えます
以前の修理跡は飯豊の故五十嵐氏と思われます
残念ながらお神酒の名残が黒くなり可哀想‥
アルコールで祓い清めました
獅子頭の作者は飯豊町小屋の
名彫り師 故渡部 亨氏
制作年が平成5年と記されていました
このおっとりした表情は渡部氏の後期の作
鼻の形に特長があります
私は昭和前期の名獅子彫り師
竹田吉四郎特有のハート型の鼻の穴の形を
模している様です・・
更に円らな瞳も竹田氏の特長
いずれかモデルとなった獅子のイメージが彫り師にあるはず
推測ですが・・竹田氏の香りが漂っているようです
2011.09.21:
獅子宿店主
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