獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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まかないで出た愛子ちゃの茄子漬け

そのままでも絶品ですが餅にくるむんでみても意外といけま

す!

茄子漬け餅発見!


イチゴ大福のよう


小振りの丸茄子は程よい塩加減なので

蕎麦のように汁に漬けて味つけます

ンまい!


調子に乗って

秘伝の枝豆をサヤから追い出して五六粒餅にくるんでみました


ンまい!


じんだん餅とはまた違った豆の香りと食感

あーーーー喰った喰った

獅子宿のまかない丸秘商品開発風景でした
昨日から屋根の南側面の工事に進みました

金属板葺き施工も今日で葺き終わるでしょうか?

しかし天気予報では昼過ぎから雨になるかも知れないとか‥雨雲との競争です

なぁ〜職人さんも増員しペースアップしているようです

この通り屋根勾配が急なので雨が落ちてきたら中止でしょう

安全第一安全第一



や〜っと怖い「古屋の漏り」から解放されるでしょうか?

最後の最後まで油断出来ませんな・・・かなり疑い深くなっております




おやっ?

見慣れないレトロ系の道具ですな〜



ふんふん トタンの縁を90°曲げる道具の様です

奥には押し切りの様な切断系の道具

これでトタンを現場加工するのですね・・・


心配された雨はまだの気配

きり良く終わって雨でお休み入れたい心境でしょうね

わかるわかる♪
こちら髷を結ったご老人‥何方か?お解り?

この肖像は上杉鷹山とあり側近の絵師が描いたという

とあるお宅にて代々伝わる掛け軸に描かれたものです


真偽の鑑定はこれからですが

鷹山の姿に近い可能性があるそうです


こちらの肖像を参考にして20代の鷹山像を描いてみました



なかなか良い男ですね

現代のとある二枚目俳優に似ているかも


激動の時代を東北魂で切り抜いた藩主の若かりし姿って意外と

思いつかない発想です



続きがあります・・・

イラストを依頼主に見てもらうとやはり問題点が発覚

元の肖像画は知名度が薄く鷹山公のイメージから逸脱するようです

黒沢五郎画伯の描く肖像画からトレースしてみました

こちら





イメージって難しい・・・作られたものなのですね



先日長女の勤める会社の依頼で蕎麦打ち体験企画のリハーサルを行いました

山形市の北ジャスコ付近の賑やかな建築関係のショールームです


さっそく新人の方が2人指名され蕎麦打ち体験です

遠巻きに見学の皆さんも蕎麦打ちを見るのも初めてだったようです



二八の蕎麦粉を用いて水回し

まとめて練って伸して、蕎麦切り


初の蕎麦打ちは如何でしたでしょうか?

男性の方、初めてとは思えない手付き・・・才能がチラッと見え隠れ


蕎麦打ち体験の蕎麦は蕎麦屋さんで食べるだけでは味わえない蕎麦だったよう

です

急きょ予定外でしたがカセットコンロでお湯を沸かし茹でて試食

本番は来月中旬

新蕎麦にはまだ少し早いのですが、一度蕎麦打ち体験如何でしょうか?


自分で料理した蕎麦は格別かと思います








薄皮丸なすが深い青色に漬かりました

獅子宿の愛子さん秘伝のなす漬けを相方が受け継ぎました

前回は色合いもマダラになり、漬かり具合もところど生

なすの天候などのコンディションも仕上がりに左右するようです

今回は近くの上伊佐沢、レインボープランの農家勝見さんちのなすだったよう

ですね

秘伝の漬け汁のレシピ

微妙塩分濃度と重曹・・・サンコーの焼きみょうばんがベスト

水とみょうばんを秘伝の調合で合わせ鍋で煮込むのがコツだそうです



液が冷えたら瓶に詰めて仕込みます

いきなり冷蔵庫に入れるとダメ

室温で安置し色が付いたら冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください

蓋を開ける時注意

コーラのように泡が吹き出て大騒ぎになりますので台所のシンクで

開けるようにして下さい
朝晩涼しくなりました・・・



今日は1日1日と日没が早くなるのを感じながら獅子頭の制作を進めました


今回の課題は桐の乾燥収縮と変形を考慮しての荒彫り

注意深く木地の声を聞かなくては・・・


後からの変形を予想した木地作りです

じっくりと乾燥促進を促さねば


忘れ去られたような獅子と目が合いました

制作の為お借りしていた獅子頭を返しに、とある方の玄関に訪れた時です

玄関には獅子頭が二頭置かれていて‥一つの獅子頭と目が合いました
正確には‥目が合ったような気がしたのですが‥訴えるような目だったからかも知れません

その獅子頭は以前こちらの獅子頭制作したとき以来で、大分放置された様子で汚れています
竹田吉四郎作と思われる獅子頭で、昭和初期約80年前の作
顔の真ん中から割れて針金で仮止めされています
鼻筋の裏側が極端に薄く彫られ、それが破損の原因かと思います
既に引退した境遇の獅子頭、毛も抜けなんとも悲惨きわまる表情に
クリーニングを申し出ました‥

もう一つの獅子は南陽市法師柳の佐藤耕雲作で三代目の獅子です

こちらも疲労困憊のまま時間が停止してしまったような表情で手入れが必要でしたが、今回は

一頭だけに致しました

 

クリーニングは主に表面の汚れを洗い流し、割れの部分は針金を除去し最低限の補強を考えています ほとんど無い毛は新品の毛ではなく植え替えで出た少し年季の入った毛を補充してあげようかと思います

手間のかかるおせっかいです

 

面白いのは獅子頭の表情です 飯豊の諏訪神社や萩生の獅子に見られるような様式と長井の総宮系の獅子との様式を合わせたような表現になっています  

割れの原因の薄彫り・・最初総宮系の獅子を彫り、途中で飯豊系に変更した可能性もあります

 

さて・・クリーニング後またご報告いたします                                                  

 


山形市のお寺にお墓参りです

毎年大きな蓮の花が咲くのでお墓参りの密かな楽しみの一つです

今年は例年より更に大きく見事に咲き、お墓が並ぶ風景に

神々しい彩りを放っています

道端のひまわりやマリーゴールドには作れない雰囲気ですね‥

花の中央には蓮、独特の漏斗状の雌しべ?があります

少しグロテスクな形だとおもいませんか?

花が落ち、丸い実が漏斗の穴に収まって成長するのですが‥

悪く言えば不気味

やはりただ者ではない花なのでしょう


数千年前の実が遺跡から発見され、栽培され現代に蘇るなんて生命力も秘めな

がら、根はレンコンとして食用にもなる訳ですからね‥

そうです

あの丸い水を弾く葉も工業技術に応用され撥水性の化学繊維に活かされている

と聞きました


赤湯の清文さんではお盆のお供えグッヅ用に販売されておりました

蓮の茎にも驚かされます

大きな葉や花を支える構造はどうなっているのでしょうか?


仏様お気に入りの蓮には、まだまだ隠れた活用法があるのかも知れませんね


盆明け屋根のてっぺん

いよいよ棟木と蔵掛け、煙り出しの解体が始まりました

 

高所での作業・・・安全第一ですが

 

職人が自ら作りたての茅屋根のトタン葺き下地に容赦なく茅の残材を散らかしていきます

 

後先の事は全く考慮ない作業に驚きます・・

 

 

 


そもそも私の遺伝子には赤道に近い民族のDNAが有るのだと思います

暑い夏‥もってこいのシーズン!

ただし祭りにはね


先日のお祭りバテからすっかり復活なんですが

しかし獅子の制作となれば別

夏は制作に不敵な獅子彫りです・・・・何故かというと

集中すると直ぐ寄ってくる・・・・蚊・・・蜂・・・・爆撃機のような

スズメバチ達の妨害


一度背中を撃たれ一応救急で点滴してもらってからスズメバチは天敵

次回刺されればショック死の可能性も有りです

すばやく殺虫剤で対抗します

そして・・・とどめ…むごい諸行

生きるか死ぬかの瀬戸際を感じる時でもあります


お次は蚊・・・マダラのおっきい奴は動きが鈍く、飛翔音で対抗出来ますが

音無しで忍び寄る小さい奴らは曲者です



こんな訪問者達との対応であっという間に夏は過ぎ行くのです

ああ名残惜しい

寝苦しい熱帯夜

真夏の世の夢・・・メンデルスゾーン



さて本日から桐の丸太をチェーンソーで木取りし荒彫りに入りました

ときに

本日からみちのく阿波踊りin山形に向け、阿波踊りの稽古が山形市で始まりま

した

今週末は東京高円寺の阿波踊りに参加の予定

昨日は北茨城のイベントで花笠踊りを披露したそうです

恐るべし四方山会・・・花笠四連ちゃん等なんのその





こちらが綺麗なモデルさんですよ






スキー板みたいですが屋根のテッペンの両端に付く棟木



テッペンに設置され金属板で囲われます

この棟木、下から見ると細く見えますが、近くで見るとデカッ



反っている所はスキー板の様で厚みある梁材から削りだしたようです

 



茅屋根にトタンを被せる・・・・なかなか見る機会の無い工事です



仕上がりはどうなるのでしょうか??

 

 

 

 





隙間の幅が広いのは足場にするためだそうです

清水町黒獅子会の獅子舞稽古です

相変わらず雲行きは怪しく、湿って生温い風

大人の参加者は優れませんがね子供たちは元気でやる気満々

どういう反応になるか試しに低学年用の童獅子を投入してみました

最初は警戒し様子見・・

獅子舞を始め、安全とわかると幕はパンパンに膨らんできました

 

 

どういう訳か笛太鼓の役割も自然と笛が女子・・太鼓が男子と振り別けされてしまいます

小学校1〜2年の男女は笛は困難なので自然と太鼓になるのですが

高学年になると男子は獅子舞と太鼓に偏り、笛は皆無

これは良くない傾向です

できれば笛太鼓獅子舞とすべて習得できるように指導したいものですが・・・難しい

原動力は知的好奇心・・・・どうくすぐってやるかが課題です

 


白鷹町深山稲荷神社の獅子箱です

蓋裏にある由来を記した筆跡

う〜む!と唸ってしまう位・・お上手です

この位の長文を直に杉板に書くとなると大変な覚悟が必要かと思われます


間違いは不可

一発勝負

かなり精神的負担の大きい仕事です

杉板に墨で書くのは秘伝の技があるとかないとか・・・


昨今はネットで検索すれば大抵の事を知恵袋にて

解答してもらえる便利な時代になりました


さあさ皆さん目を凝らして、この由緒記を解読しては如何でしょう?


公民館で盆踊り太鼓の稽古です

左の方が先生で民謡の歌手‥渡部さんです

さすが唄いながら太鼓叩くのです



右手は隣組の井上さんちのお婆ちゃん、 試にたたいてみました

 

やっと三年越しで稽古まで漕ぎつけました

簡単簡単とおっしるので習ってみると・・難

奥深いですなぁ

口述で太鼓の流れをレクチャー戴きましたが今一つ理解できませんな・・

高度でした

初めてですから

なんとかしなくては・・・14日の本番まであとわずか

 


 


あ〜あ長梅雨の湿り気で太鼓がカビカビ

なんと太鼓の皮の表両面に青カビです

アルコール殺菌して夏の日差しで天日干をしました

獅子宿は雨漏りした畳で茸栽培出来そうな雰囲気です

昼過ぎにガタガタと地震だし‥

何やら空が厚い雲に覆われ暗くなってきました

今度は雷?夕立?ゲリラ豪雨?

天変地異の昨今です

これからカビカビ太鼓で盆踊りの太鼓の稽古でございます

いつも盆踊りで流れる唄は「長井盆踊り唄」ご当地長井のオリジナルだったんですね!

このお借りしたCDは「山形民謡 編  第一集」

CDをお借りした清水町の渡部あや子さんが唄っていらっしゃいました

明日から山形で花笠祭りが始まりますね〜相方が6日に参加の予定だそうです

日本全国祭りのシーズンですなぁぁぁぁ