獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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三匹獅子の制作です

竹を使って頭に被るための大事な部分が出来ました

今回も高畠の竹工芸家 安部 豊さん

にお願い致しました

獅子に合わせてピッタリ綺麗に仕上がっています 

前回二年前も三春田村大元神社の三匹獅子で制作経験なので更に良くなって

いる感じ‥流石です

獅子宿に安部さんの制作した作品を展示しますのでご覧ください


これから獅子頭の金を塗り、羽根の蓑を作り顔を隠す幕を取り付けます


先月福島の三春に長獅子の納入で訪れました

あれから一か月

今頃、三春は桜満開の頃でしょうかね・・・

しかしこちらはまだまだ寒々ですねぇぇぇ


長井市から山形市の八中へ四方山会の稽古に出掛けました

福島県いわきのじゃんがら念仏踊りの笛とNHK復興支援曲「花は咲く」を篠笛

で稽古しています・・ところが私の篠笛のキーが若干高め

吹いている本人も聞いていても違和感で耐えがたく難儀しておりました


ところがぎっちょん

・・丁度一本余っていた笛を譲っていただき解決しました

不思議と すぅ〜ぅぅぅぅっと胸のつかえが落ちたよう

音程が合っております


さっそく新しい田植え踊りと百姓踊りの楽譜を戴き

スマホで動画で指の動きを撮影させて戴きました












大獅子を仕上げております

重さは30kgほど・・

ハカリに乗っからないので頭と下アゴを分けて計量

二人掛りでだと持ち上げてバコンと歯打ちできるかも


今日は頭の側面の丸いコブを取り付け、頭と下アゴの連結軸を加工しました



しかし昨日の春めいた暖かさから一転・・朝から雪

ラジオか懐かしい「なごり雪♪」が流れてきます

夕方まで5cmの積雪です

小川が雪解けで増水・・・春の小川さらさら行くよ♪ですな



三春田村大元神社の三匹獅子のレプリカを制作しております

こちらは店内展示用に摸刻していたものを満を持して塗を始めました

いろりの部屋で燻され充分熟成完了です



本物の様には仕上げ出来ませんが、なるべく近づけたいものです

獅子踊りの獅子頭の形についての調査はまだ手つかず

ムカデ獅子の堅牢な木彫りの獅子頭に比べると張子の獅子踊り獅子は

破損すると更新されあまり古いものが残っていないようです





いわき御宝殿熊野の新旧の獅子頭を納める為の展示ケースを制作しました

以前ご紹介済みですが、古い獅子頭は左 甚五郎作と云われ、

大学の鑑定では南北朝時代の作とか・・・

500年前の獅子頭となり文化財級の獅子頭に発展しそうです

虫食いと破損の修復を東北芸術工科大学美術文化財保存修復学科に

お願いしておりましたがこの度、完成のはこびとなり新旧の獅子を並べて展

示できるものをデザイン制作を依頼されました

制作は市内石川吉四郎建具店に依頼、シックな額付きの記名札もサービスし

て戴き大変良い仕上がりに出来上がりました

・・・ということで獅子のケースをご検討の方ご相談ください

珍しく営業でございます




じゃんがら念仏踊りのバチを制作しました

じゃんがら念仏踊りは福島県いわき市の伝統文化
こちらの伊佐沢念仏踊りとは当然異なります

30cmのバットの先にこけしの頭を付けたような形で
太鼓のバチなのにこけしの先っちょに白馬やヤクの毛をつけ
こけしの首元にウサギの毛が襟巻のごとくついているという・・
謎がたっぷりありそうです

写真ご覧なった方が早いですね

これ・・


まだ毛類はない状態です

只今6月に開催の四方山会40周年記念公演を控えての猛稽古を行っています
そのためにバタバタ試作品を制作してみました


昨日中島屋太鼓店にお邪魔したところ以外にもウサギの皮があり
戴いてきたところでした

何事も念ずれば通ずですね





雪解けが急速に進んでいますね

今日は春分の日

まだ冬に順応した身体はこの気温上昇の変化に違和感です‥

でも厳しかった寒さの反動に筋肉や贅肉が緩んでくるような快感

を覚えます


仕事部屋のストーブも稼働しなくても良い位ですが塗のために点火


二三日前から宇津権九郎一対型のうちの雌獅子のカシュー塗りを進めててい

ます


獅子頭コレクションをモデルに色の配分を検討

小豆色のカシュー塗料しました

赤といっても様々な種類があります

小豆色は赤に少し青と微量の白と黒が入っている感じ・・逆に赤は白を抜い

て黄色っぽい感じです・・・

朱は更に黄色を増量でミカンの皮の色

普通は赤のカシューに黒を入れて調整しますが、調合した塗料が足りなくな

ったりすると重ねた色にムラが出るので決まった色を用いました
 





白鷹町小山沢七星(しじょう)神社の獅子頭

牙の修復で入院中・・ほぼ完治致しました

長谷部吉之助作の逸品です


仕上げに化粧直ししてみました


古い漆器など表面の汚れを落とす場合

サラダ油に練り歯磨きを混ぜて柔らか

い布で磨くのが効果的


今回、研磨剤入りの練り歯磨きは少し

心配なのでサラダ油で表面をティッ

シュで拭き取ってみると見る見るうち

に艶やかなお肌に変身です


褐色になったタテガミも新しくしたい

ところですなぁ〜



福島県三春へ獅子頭の納品へ出かけました

もちろん雪など有るわけもなく‥いい塩梅に春

出かける前に冬季愛用のアンダーウェアーを脱いでの出発でしたが

熱い! 腕まくりしても汗ばんでしまいました


何事も無く獅子頭の引き渡しを完了し、お昼を戴きました

有名な三春の桜の話から郷土史に詳しい宮司さんから

こちらの伝統行事「お人形様」の話が出て案内して戴く事になりました



昔々この地区で伝染病が流行ったための悪魔祓いとか・・

顔は木彫で赤や白で彩られピカソのキュービズムを彷彿する表情

杉の葉で髪を作りなまはげの様でもあります



二か所案内して戴きました


以前この御人形様を発見し獅子宿の前に作る構想を描いたことがあり

まさか三春だったとは・・・驚きました


三春はこれからますます春爛漫の加速度を増し

全国から滝桜のファン40万人集まるそうです




三春の獅子が仕上がりました

背景が逆光ぎみで部屋が暗いので見づらいかももしれませんね


漆黒の地に金箔のラインが映えて視覚的効果抜群です

個人的な好みで言えば顔を覆う

白いタテガミを取り付けたいところです

実際は首の周りに麻を束ねたタテガミが取り付けられるはずです





インフルではありませんが、塗りたてホヤホヤ触らないようしばらく隔離い

たします



今年は雪下ろししなくて良いかな〜と
いう淡〜い期待は打ち消されました

昨日までの荒れ模様は今世紀最大の寒気襲来だったそうですが‥

雪国に生まれた定めじゃ・・・と悟るしかありません

しかし7・8前の吹雪に比べれば生ぬるい感じが致します

地域差があるのかもしれませんが


屋根に登ってみると下からみるよりかなり多いのです

荒れますね‥

やっぱしなぁ〜このままではすまないと思ってました



地吹雪の合間にサッと青空で輝き、

また灰色の空

青空と地吹雪がめまぐるしく変わりました


予報では−48℃の大寒波来襲で大雪とか・・

ハウスの除雪昨日済ませて安堵です


満を持して自宅に除雪機を運び除雪

玄関兼車庫の入口の雪が踏みしめられて高くなり難儀

カチカチに凍結した圧雪は除雪車の歯も拒みます


まだ昨年よりは少ない積雪量の感ですが・・今日明日あたりの積雪が加わり

ついに雪下ろしのタイミングに入ったでしょうか

茅屋根の雪下ろしは気温が上がったり雪が少ないと足場が脆く危険




獅子好き様のおまけ

神奈川県三之宮日枝神社にある高村光雲作の一対の見事な獅子頭です



勝手な引用すみません




お獅子の牙の破損修理です‥

上あごと下と一対の牙に破損を修理しています


漆の被膜を剥いでみました

削っているとカビ臭いな・・百年以上の漆の匂いと思えば貴重


長谷部吉之助の手がけた木地が表れました

栃だな・・

牙は後から接着した跡を確認

その後に破損して漆で修復した痕跡を確認しました


この後麻布で布着せし補強しました



今日も寒波が来てます・・荒れる予報だそうです






見れば見るほど怖い顔

ダイナミックだな〜!

川西の古獅子が仕上げに入りました




岩手県花巻にこの獅子に似ている獅子を見つけました


どちらかと言えばこちら白鷹の萩野の獅子に似ていますね






岩手の獅子頭画像検索から出てきました

実はいま全国の各地の獅子頭をローラー作戦で検索しています


見ていると長井の獅子に酷似した獅子も出てきます






こちら秋田県の七高神社の権現様です


以前ご紹介していますが伊勢の三重県にも・・




赤い漆の下地に金箔が施されていますが

獅子頭の顔つきは似ていると思います

偶然か・?気のせいか?思い込みかな?

いずれにしても、

どんな関わりが隠れているか解明出来れば興味深いです・・

私だけかな?





建国記念日の昨日・・初めて宮城県の牡鹿半島へ訪れました

石巻市からクネクネ山道や海岸端を40分

半島の先の方‥大原浜三の熊野神社のお祭りです



神事の準備でバタバタの中、曼荼羅を拝見しました



以前ブログでご紹介した山車幕のデビューです


見慣れたデザインの新しい山車は神社から少し離れた小学校跡にありました

津波の爪痕がまだまだ残り人家はまばらです




車から降りた時

直ぐそばの臨時の土嚢防波堤から道路へ大きな波しぶきが砕け散り

山車幕に描いた飛沫と同じ様相です

恐ろしい津波を想像して、ぞっといたしました‥

この何百倍の恐怖が襲ったのでしょう

しかも海風の冷たさは尋常ではありません


残念ながら山車の出発を待たずにこちらを後にして出発

石巻の渡波(わたのは)の牡蠣小屋へ向かいました

あちこち道路の復旧工事で交通止めが多いですね




松島の牡蠣小屋よりも小規模のテントで風が強くて吹き飛びそう

でしたが、ほぼ満席

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半分に切ったドラム缶に網を渡し蓋をして牡蠣を蒸し焼きにします

7分程待つと湯気が立ち上り蓋が開くと火が通り食べ頃です



プクッとしてアツアツ・・海のミルク

貝の中には風呂上がりの妖精がこんにちはです

・・・生唾生唾

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