獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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行衣の下

股引を制作しました・・・最近初老太り

マタヒキとも呼ぶらしいので驚きました


型紙を解読するのも一仕事


天竺という布地を110cm幅長さ250cm購入して型紙に合わせ裁断

また慣れない縫製に七転八倒です

やり直しては解き

やり直しては解き

なんと丸一日かかってしまいました


どうにか夕方・・難有の股引を完成致しました

次回は必ずリベンジです


パット見は立派でしたがまだまだ行が足りませんね






余った生地で甲掛けも作っちゃいました

本来は白装束だから帯も甲掛けも白なんでしょうね


写真の襟が右前なのは鏡のせいですからあしからず






「南陽市熊野大社の御獅子様と七夕祭 八月七日復活」と題して8月7日(日)午後七時より

神事が熊野大社で行われ途絶えて50年ぶりの行事が復活されるそうです

こちら面白いパンフレット

折っていくと立体の獅子頭にかたどるデザインされています

顎の修理です

木口の木目を見ると珍しく杉材を使っていました

杉は細かい細工には向きません

割れるし・・

布張り補強も無く、これまで良くもったものですね

こちらの神社では激しい歯打ちをしない獅子舞らしいですが頭の方はアチコ

チ補修跡があります

10年近く前、耳が頭に当たるため修理しました

上下の動きで耳が暴れカランカランとする音が良いとされているようです

 

今回の修理は仮の修理来年のお祭りで引退

制作した時代の記名も無く作者も不明です

名も無きご当地の職人さんの仕事でしょうか?






 


雨ばかりではかどりません

軒先の茅を切る作業・・残材が山





ぎっしり詰められて130年、突然のお役御免での解放感で膨らんだようです






崩壊した屋根の躯体や軒天も改修されました








間も無く見慣れた茅屋根の姿が消えていきます





定休日恒例

置賜人お馴染みの笹川の流れへ呼ばれました

日本海の海の幸を味わう・・・・年に一度のお楽しみ

岩牡蠣食うどぉぉぉ~であります

いつもは桑川駅徒歩1分の「ちどり」へ直行ですが・・・・

途中下車して本能的に「ジャンボ岩牡蠣」の張り紙に吸い寄せられるように

鄙びた浜の店に左折・・


店内に入るな否や

お姉さんの「昨日漁して取ってきた牡蠣ありますよ~アワビ、サザエも

ありますよ~」の呼び込みでイチコロ

即・・海の家のテーブルに着席です

海がご機嫌斜めのご様子を眺めながら

メニューにある海の幸三昧を注文し待ちます


待つ事の楽しみ・・・ここでは許せますね

見よ!!



アワビ・・・刺身



もずく酢


あおさ汁



イカ焼き



サザエの壺焼き




自宅に戻っても  鮭の鮭びたし



つぶ貝の塩茹で



ワカメとムール貝の味噌汁



鯛の塩焼き



トドメはウニとご飯

途中関川村の渡邊邸へ



平成の大修復中・・・来年の年の瀬に六年越しの完成だそうです

我が獅子宿も平成の大修復中ですが・・・桁が違います



素晴らしい梁に又驚き・・・口あんぐり




明日から節制生活になります

獅子舞でお馴染みの白装束・・行衣の上を縫製してみました

手慣れた母親の指南でスイスイと

乱れ防止の紐も取り付けて、既製品より長めに・・・勿論腹周り増加のためです

市内梅村呉服店さんで販売の既製品は天竺という丈夫な生地ですが

練習用に薄くて安価なシージングを用いました

販売用には程遠い出来かと思いますが、月初めの獅子舞で試着してみます

 

行衣とか白無垢とか呼ばれている獅子舞の衣装は白鷹長井飯豊川西で着用され

修験道の修行衣なのでしょう

身を清め穢れの無い身体として真っ白な行衣を着て獅子舞に赴くのだと考えます

地域によって大抵行衣は上下白ですが帯は黒と白、帯をしない着流しの3パターンがあります

また、伊佐沢神社は空色や茶色の帯で、色別にして役割を表すところもあり様々です

帯と色を同じにして草鞋の擦れ止めの甲掛けも黒と白、無しのところもあり

すね当ての様な脚絆を付ける神社もあるようです

私も古い獅子幕を縫って甲掛けにしています・・・

水玉や波浪の白抜きが隠れたおしゃれなんですよ

久しぶりだ

両手

漆に負けました

今日か明日あたりがピークでしょうか

漆負けの花の見頃ですね

プチプチ水泡がキモカワイイでしょ?
おじちゃんのお手手では該当しないですね・・
 

そんなに痒く無いので軽傷の方

レベル1ってとこ

そういえば‥

まぶたが腫れぼったいのも被害の一つだべが

はたまた体重増加の副作用かな?

 

獅子宿のフルヤノモリが怖いなぁ~明日怖いなぁ~


 


バケツをひっくり返したような雨とは

こんな感じでしょうか!

市内あちこちで被害が出始めているようです

小止みになったりまたざぁぁぁぁ~っと



そんな中・・・ワタクシひたすらミシン作業中

獅子舞の白装束を縫製しています

先頃の獅子幕の縫製にミシンの味が病みつきに・・・

今日はそそくさと近くの知人の縫製工場から糸やらボビンやら仕入れ

工業用ミシンだだだだだだだだだだ~~

わっはっは

爽快!!豪快!!愉快!!!



まだ不慣れで車のギヤでいればセカンドぐらいのスピード

いつかトップギヤの巡航スピードで幕縫いすることを目指しております

上着はなんとか婆ちゃんに指導してもらって楽勝の予定

しかし股引はかなり複雑怪奇・・実は型紙を仕入れています

のめり込みそうな空模様です

 

いやいやまだ降ってきたぜは~っ

 


7月21日土曜日 雲多めの晴れ

気温30℃以下は獅子舞にはまずまずの天候

まず低学年の子供神輿が町を巡り、獅子舞が後から出発しました

以前・・本来、獅子舞はお神輿を通る道を祓い清める役割として獅子舞を先に

出したのですがいつの間にか再び逆に・・・

二年ごとに変わる育成会のメンバー

祭りの趣旨はなかなか伝わらないのでしょうね






獅子舞も中盤まで来ると子供達もみるみる慣れてきて腕を上げてきました


稽古では幕無しで稽古して六日目でいきなり獅子幕に押しこめられます


慣れないと獅子振りの交代が出来ず、結局全然獅子頭を持たなか

ったという悔しい思いをしてしまいます





ですから慣れるまで指導者や上級生の気配りが必要です


男子は中学に入ると一気に背が伸びるようですね・・六年生とは頭一つ

違います


交代する時、獅子頭がガクンと下がって獅子が縮むように見える時が

あり面白い現象です


縮んだ獅子が一生懸命長い身体を持て余して進む姿は実に父性本能を刺激致し

ます





今年も無事、事故無く子供たちの夏祭りが終了しました

明日はワタクシの地元である清水町子供会の夏祭りです

月曜日から獅子舞の稽古指導


 

な~んか空を見ると梅雨明けみたいな雲です
 

子供会の獅子舞を始めて丁今年で度30年

その頃の清水町は長井市内でも所帯数が一番多く、群を抜いて子供も多かったそうです

夏休みの行事は他町のように海水浴や遊園地へ連れて行く事もままならず、神社を設け

獅子舞を始めたのが由来とか・・

ところが年々子供たちの参加が減少傾向

今年は肝心の獅子舞の男子が12名、笛の中学生女子が2人!!

小学生低学年が20名程度という斜陽ぶり

原因として中学校は活の大会が間近・・が大きな原因かと思いますが

稽古の日数も5日と短く、子供達や大人達とののコミニティも希薄になっているのかも知れません

年々衰退するお祭りです・・
 

 


新しい獅子が産声をあげました

まさか
 

あげろぉぉぉぉぉ~・・ってことはないでしょけど

ぱこんぱこん・でも無いですね



早々来月そうそうデビューします

出産時の体重は6.8㌔・・・健康優良児 (ちなみにワタクシは5.5㌔だったそうです)

この辺りの獅子頭としては平均的な重さ

身体が慣れないとこの重さは堪えるかもしれませんね・・・稽古二週間で筋肉武装して楽々です

しかし見れば見るほど不思議な獅子相ですなぁ

 


オラエの三匹ネゴの一匹の雌ネゴです

見かけは華奢ですが優秀なハンター

鈴を付けらてもネズミや小鳥や鳩まで狩ってきます



おやっ?

朝から何やらトイレの窓から梅雨空を眺めて瞑想中?

わたしの出没で瞑想を邪魔されたような迷惑顔


ネゴの顔に表情があったら世の中変わってしまうでしょうね~

ネゴに対しても、いちいち顔色伺って対応しなくてはならなくなります


安売りのカリカリ飯に嫌~な顔されたり、オナラをしたら睨まれて舌

打ちまでされたらギクシャクしてしまうやも知れません



ネゴの知らないふりの無表情はありがたいのかも知れません






川西町新山神社の赤獅子

私が長谷部吉之助作と睨んでいる獅子です

老婆心ながら無くなっている耳と宝珠を復刻しました



あくまでも推測で制作したもので不完全は可哀そうという想いからなので

ご了承下さい

この獅子頭への敬意です

古びた馬毛も少し取り付けてみました


現在稽古用の獅子として活躍ですが・・幕末当時の獅子舞の様子はどの様な

獅子舞だったのでしょうか?


イメージが広がりますね

本日定休日・・東北は梅雨明け寸前のドヨンとした空
開通したての飯豊桧枝岐線で喜多方に訪れました

目的は喜多方ラーメンは勿論、山都や宮古の蕎麦も魅力

早々お昼前に喜多方に到着してうろうろ街並みを物色

流石にレトロな街並みにラーメン店が目立ちます

職業柄神社に目が注がれて神社に駐車し「老麺 まるや食堂」で早々ランチです

 

さらに店内で 見つけた喜多方ラーメン店のパンフレットに新宮熊野神社の宝物館に注目

木造文殊菩薩騎獅像とか・・・

 

早速見学に

全高3メートルばかりの素晴らしい菩薩像です

平安期に作られましたが修復され実に良い状態

菩薩を背負う獅子が凛々しく見るものを威嚇しています・・・・

 

 



しかし立派な宝物殿だなぁ

おっ こちらもJRの助成金が出ています

おやおや!二つ獅子頭がありました


いかつい表情

頭、眉毛や唇に毛穴の痕があります・・・かなり古い獅子です




黒獅子の方は・・・どこかで見たような似たような・・・??

岩手あたりの熊野神社系のお顔でしようか

検索してみます



「長床」と称して茅葺の巨大な拝殿が凄い

内部は皆無・・・無です・・・伽藍堂・・扉も無い拝殿は初めて

拝殿の奥に神殿がありました



蝉の声 梅雨明け待たず 茅に浸み・・・なんちゃって



茅屋根の改修工事が始まっています

東側の屋根が綺麗に角からずり落ち

残り半分の茅を抜く作業中

ギッシリ詰まった茅が‥ご覧の通り

凄い量です

マッチ箱を散らかしたような様

明治後期に葺かれて以来風雪に耐えて

きた茅と思うと感慨深いものです

平成8年から引き継いで紆余曲折

の17年‥

今年は遂に判決が降りた感があります


ついに来る時が来たなぁ~







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